2017年6月13日 (仮訳)南極産地衣類の新産種 Passo, A., Rodriguez, JM. & Chiapella, J., 2015. New records of Antarctic lichens. New Zealand Journal of Botany. Available at: http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/0028825X.2015.1057185 [Accessed June 13, 2017]. 【R3-04112】2017/06/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ キングジョージ島、デセプション島、および南極半島において地衣類の調査を実施した。 Parmelia sulcata、Usnea neuropogonoidesを海洋性南極地域における新産種として報告した。 Psoroma buchananiiを南極半島、U. acromelanaをデセプション島における新産種としてそれぞれ報告した。 (海洋性南極新産種) Parmelia sulcata Taylor コフキカラクサゴケ 【よく似た種との区別】 Parmelia cunninghamii 南極に分布する 地衣成分としてアトラノリンを含む 本種と異なり裂片が切れ込み状ではなく丸い 本種と異なり粉芽が偽盃点に由来するのではなく周縁に生じる 本種と異なり地衣成分としてロバール酸、サラジン酸を含む (南極半島新産種) Psoroma buchananii (C. Knight) Nyl. 【よく似た種との区別】 Psoroma hypnorum 同所的に分布する 本種と形態的に異なる Psoroma cinnamomeum 同所的に分布する 本種と形態的に異なる (デセプション島新産種) Usnea acromelana Stirt. (その他掲載種) Usnea aurantiacoatra (Jacq.) Bory (海洋性南極新産種) Usnea neuropogonoides Motyka