2014年11月22日 (仮訳)インド、ヒマラヤ北西部におけるアンズタケ属菌の新記録 Deepika, K., Reddy, MS. & Upadhyay, RC., 2013. New records of Cantharellus species from the northwestern Himalayas of India. Mycology. Available at: http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/21501203.2013.872205 [Accessed November 22, 2014]. 【R3-01304】2014/11/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ヒマラヤ北西部において採集されたアンズタケ属菌を検討し、13種を認めた。 そのうち、Cantharellus applanatusなど7種を新種記載し、分類および生態について議論した。 本論文で認めた全種を含む、インド・ヒマラヤ北西部産アンズタケ属菌の検索表を掲載した。 India, Himachal Pradesh, Shimla, Karsog forest (新種) Cantharellus applanatus Deepika, Upadhyay & Reddy 語源…扁平な(傘の形状より) 【よく似た種との区別】 Cantharellus luteocomus インドに分布する 柄が帯黄色 柄表面が無毛~細い毛状 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が黄金色ではなく帯黄橙色 本種と異なり傘が浅く窪む~扁平ではなく浅く窪む~凸形 本種より柄が短い 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より担子胞子のQ値が小さい Cantharellus elongatipes インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード8に含まれる) 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が黄金色ではなく帯橙黄色 本種と傘の形態が異なる 本種と異なり柄が傘の直径よりも長い 本種より担子器の幅が広い 本種より担子器が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus natarajanii インドに分布する 傘が黄金色 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード8に含まれる) 本種より傘のサイズが大きい 本種と傘の形態が異なる 本種と異なり柄が帯黄色ではなくシトロン黄色~帯桃黄色 本種と異なり柄表面が無毛~細い毛状ではなく繊維状 本種より担子胞子の幅が広い 本種より担子胞子のQ値が小さい Cantharellus viscosus 子実体の色が類似している 担子胞子のサイズの範囲が類似している 担子胞子のQ値が類似している 本種と異なり傘が扁平ではなく顕著な漏斗形 Cantharellus cascadensis 本種と子実体の色が異なる 本種と柄の色が異なる 本種と子実層面の形態が異なる 本種と子実層の高さが異なる 本種と担子器の形態が異なる 本種と担子胞子の形態が異なる LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード8ではなくクレード7) Cantharellus subalbidus 本種と子実体の色が異なる 本種と柄の色が異なる 本種と子実層面の形態が異なる 本種と子実層の高さが異なる 本種と担子器の形態が異なる 本種と担子胞子の形態が異なる LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード8ではなくクレード9) Cantharellus cibarius インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが大きい 本種と異なり傘が黄金色ではなく卵黄色~淡黄褐色 本種と異なり傘がやや中高の平ら~凸形ではなく漏斗形 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード8ではなくクレード10) Cantharellus himalayensis インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が黄金色ではなく帯黄色 本種と異なり傘がやや中高の平ら~凸形ではなく漏斗形 本種より柄のサイズが大きい 本種より担子器の幅が広い 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード8ではなくクレード1) India, Uttarakhand, Pauri Garhwal, Bharsar forest (新種) Cantharellus elongatipes Deepika, Upadhyay & Reddy 語源…細長い柄の 【よく似た種との区別】 Cantharellus minor(ヒナアンズタケ) インドに分布する 本種の若い子実体と形態が類似している 担子器のサイズの範囲が重なる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が帯橙黄色ではなく鈍黄色~橙色 本種と異なり子実層托が強く垂生するという特徴を欠く 本種より柄のサイズが小さい 本種と異なり柄が傘の直径より長いという特徴を欠く 本種より柄が肉質 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード8ではなくクレード2) Cantharellus applanatus インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード8) 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が帯橙黄色ではなく黄金色 本種と傘の形態が異なる 本種と異なり柄が傘の直径より長いという特徴を欠く 本種より担子器の幅が狭い 本種より担子器が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus natarajanii インドに分布する 担子器のサイズの範囲が重なる 担子胞子のQ値の範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード8) 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が帯橙黄色ではなく黄金色 本種より柄が長い 本種と異なり柄が傘の直径より長いという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される India, Himachal Pradesh, Shimla, Khada Pathar forest (新種) Cantharellus fibrillosus Deepika, Upadhyay and Reddy 語源…繊維状の(傘表面の性状より) 【よく似た種との区別】 Cantharellus umbonatus インドに分布する LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が辛子褐色ではなく橙黄色 本種と異なり傘に僅かに中丘を有する 本種と異なり子実層面が帯赤褐色ではなく類白色 本種と異なり子実層面が柄の半分に達する 本種より柄のサイズが大きい 本種より担子器の幅が広い 本種より担子胞子の幅が狭い 本種より担子胞子のQ値が大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus ianthinoxanthus 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり柄が頂部にかけて帯褐色、基部に付近で淡色の淡橙色ではなく透明な黄色 Cantharellus appalachiensis インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が辛子褐色ではなく帯黄色~帯桃黄色 本種と異なり子実体が漏斗形ではなくやや中高の扁平~凸形 本種より担子器の幅が狭い 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり傘表皮の細胞が織り合わさった繊維状ではなく類棍棒形~棍棒形で末端がシスチジア状に突出するのではなく LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus cibarius(アンズタケ) インドに分布する 傘が漏斗形 柄のサイズの範囲が重なる 担子胞子のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が辛子褐色ではなく卵黄色~淡黄褐色 本種と異なり傘表面が顕著な繊維状または鱗片状でない LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード1ではなくクレード10) Cantharellus natarajanii インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が辛子褐色ではなく黄金色 本種と異なり傘が漏斗形ではなくやや中高の平ら~凸形 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード1ではなくクレード8) Cantharellus himalayensis インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が辛子褐色ではなく帯黄色 本種と異なり傘表面が顕著な繊維状および鱗片状でない 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される India, Himachal Pradesh, Shimla, Kufri forest (新種) Cantharellus himalayensis Deepika, Upadhyay & Reddy 語源…ヒマラヤ産の 【よく似た種との区別】 Cantharellus fibrillosus インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘が帯黄色ではなく辛子褐色 本種と異なり傘表面が顕著な繊維状および鱗片状 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus cibarius(アンズタケ) インドに分布する 傘が黄褐色 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが大きい 本種と異なり傘が帯黄色ではなく卵黄色~淡黄褐色 本種より柄の幅が狭い 本種と異なり担子器が4胞子性ではなく4-6胞子性 本種と異なり担子器の小柄が長いという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり傘表皮が部分的にゼラチン化するという特徴を欠く LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード1ではなくクレード10) Cantharellus applanatus インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が帯黄色ではなく黄金色 本種と異なり傘が漏斗形ではなくやや中高の平ら~凸形 本種より柄のサイズが小さい 本種より担子器の幅が狭い 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード1ではなくクレード8) Cantharellus natarajanii インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が帯黄色ではなく黄金色 本種と異なり傘が漏斗形ではなくやや中高の平ら~凸形 本種より担子胞子のサイズが大きい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード1ではなくクレード8) Cantharellus appalachiensis インドに分布する LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が帯黄色ではなく帯黄色~帯桃黄色 本種と異なり子実体が漏斗形ではなくやや中高の扁平~凸形 本種と異なり担子器が4胞子性ではなく4-6胞子性 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が楕円形~広楕円形ではなく楕円形~長楕円形 本種と異なり傘表皮の細胞が平行~匍匐する繊維状ではなく類棍棒形~棍棒形で末端がシスチジア状に突出する LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus umbonatus インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる 本種と異なり傘が帯黄色ではなく橙黄色 本種と異なり襞が類白色 本種より柄のサイズが大きい 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus minor(ヒナアンズタケ) インドに分布する 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり傘が帯黄色ではなく鈍黄色~橙色 本種と異なり傘が漏斗形ではなくやや中高の平ら~凸形 本種より柄のサイズが小さい 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード1ではなくクレード2) India, Himachal Pradesh, Shimla, Kufri forest (新種) Cantharellus indicus Deepika, Upadhyay & Reddy 語源…インドの 【よく似た種との区別】 Cantharellus cibarius var. longipes 傘の直径に対して柄が細長い 本種と異なり傘表面が平滑 本種と異なり子実層面がいくぶん黄色を帯びる 本種と異なり柄が帯黄白色 Cantharellus persicinus 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘が桃色 本種と異なり傘が浅く窪む・漏斗形・扁平ではなく広い凸形~ほぼ平ら 本種と異なり担子器が4-6胞子性ではなく4胞子性 本種より担子胞子のサイズが大きい India, Himachal Pradesh, Shimla, Chail forest (新種) Cantharellus natarajanii Deepika, Upadhyay & Reddy 語源…菌類学者のK. Natarajanに献名 【よく似た種との区別】 Cantharellus cibarius(アンズタケ) インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が黄金色ではなく卵黄色~淡黄褐色 本種より傘のサイズがずっと大きい 本種と子実体の色が異なる 本種と異なり傘がやや中高の平ら~凸形ではなく漏斗形 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子の幅が狭い 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり傘表皮の菌糸の末端細胞が顕著な類棍棒形~類便腹形という特徴を欠く LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード8ではなくクレード10) Cantharellus elongatipes インドに分布する 担子器のサイズの範囲が重なる 担子胞子のQ値の範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード8) 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が黄金色ではなく帯橙黄色 本種より柄が短い 本種と異なり柄が傘の直径より長い 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus himalayensis インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が黄金色ではなく帯黄色 本種と異なり傘がやや中高の平ら~凸形ではなく漏斗形 本種より担子胞子のサイズが小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード8ではなくクレード1) Cantharellus miniatescens インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が黄金色ではなく橙灰色~帯灰橙色 本種より担子胞子の幅が狭い 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり傘表皮が匍匐する菌糸ではなく平行~やや直立する菌糸からなる Cantharellus fibrillosus インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が黄金色ではなく辛子褐色 本種と異なり傘がやや中高の平ら~凸形ではなく漏斗形 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード8ではなくクレード1) Cantharellus applanatus インドに分布する 傘が黄金色 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード8に含まれる) 本種より傘のサイズが小さい 本種と傘の形態が異なる 本種と異なり柄がシトロン黄色~帯桃黄色ではなく帯黄色 本種と異なり柄表面が繊維状ではなく無毛~細い毛状 本種より担子胞子の幅が狭い 本種より担子胞子のQ値が大きい India, Himachal Pradesh, Shimla, Khada Pathar forest (新種) Cantharellus umbonatus Deepika, Upadhyay & Reddy 語源…中丘のある 【よく似た種との区別】 Cantharellus fibrillosus インドに分布する LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が橙黄色ではなく辛子褐色 本種と異なり傘に僅かに中丘を有するという特徴を欠く 本種と異なり子実層面が類白色ではなく帯赤褐色 本種と異なり子実層面が柄の半分に達するという特徴を欠く 本種より柄のサイズが小さい 本種より担子器の幅が狭い 本種より担子胞子の幅が広い 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus pseudoformosus インドに分布する LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が橙黄色ではなく淡黄色~帯褐橙色 本種と異なり傘が平らでのちに臍状に窪むのではなく僅かに中丘を有する本種と異なり子実層面が類白色ではなく類赤褐色 本種と異なり子実層面が柄の半分に達するという特徴を欠く 本種より柄のサイズが小さい 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード1ではなくクレード6) Cantharellus cyanoxanthus 本種と子実体の色が異なる 本種と子実層面の色が異なる 本種と柄の色が異なる Cantharellus appalachiensis インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が橙黄色ではなく帯黄色~帯桃黄色 本種と異なり傘表面が平滑 本種と異なり襞が類白色でない 本種より柄のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が楕円形~円筒形ではなく楕円形~長楕円形 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種と異なり傘表皮の細胞が織り合わさった繊維状ではなく類棍棒形~棍棒形で末端がシスチジア状に突出する LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus cinnabarinus(ベニウスタケ) インドに分布する LSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が顕著なフラミンゴピンクを帯びる 本種より傘の直径が小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード1ではなくクレード2) Cantharellus himalayensis インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が橙黄色ではなく帯黄色 本種と異なり襞が類白色でない 本種より柄のサイズが小さい 本種より担子胞子が短い LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Cantharellus appalachiensis Petersen 【よく似た種との区別】 Cantharellus himalayensis インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が帯黄色~帯桃黄色ではなく帯黄色 本種と異なり子実体がやや中高の扁平~凸形ではなく漏斗形 本種と異なり担子器が4-6胞子性ではなく4胞子性 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が楕円形~長楕円形ではなく楕円形~広楕円形 本種と異なり傘表皮の細胞が類棍棒形~棍棒形で末端がシスチジア状に突出するのではなく平行~匍匐する繊維状 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus fibrillosus インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる 柄のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が帯黄色~帯桃黄色ではなく辛子褐色 本種と異なり子実体がやや中高の扁平~凸形ではなく漏斗形 本種より担子器の幅が広い 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり傘表皮の細胞が類棍棒形~棍棒形で末端がシスチジア状に突出するのではなく織り合わさった繊維状 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus umbonatus インドに分布する 傘の直径の範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁(LSUは同じクレード1) 本種と異なり傘が帯黄色~帯桃黄色ではなく橙黄色 本種と異なり傘表面が平滑でない 本種と異なり襞が類白色 本種より柄のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が楕円形~長楕円形ではなく楕円形~円筒形 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり傘表皮の細胞が類棍棒形~棍棒形で末端がシスチジア状に突出するのではなく織り合わさった繊維状 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Cantharellus cibarius Fr. アンズタケ 【よく似た種との区別】 Cantharellus pseudoformosus インドに分布する 子実体が黄褐色 担子器が4-6胞子性 ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘が卵黄色~淡黄褐色ではなく淡黄色~帯褐黄色 本種より柄のサイズが小さい 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種と異なり傘表皮の菌糸の末端細胞が細長い形状~広棍棒形ではなく突出するシスチジア状または棍棒形~類棍棒形 ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード10ではなくクレード6) Cantharellus himalayensis インドに分布する 傘が黄褐色 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘が卵黄色~淡黄褐色ではなく帯黄色 本種より柄の幅が広い 本種と異なり担子器が4-6胞子性ではなく4胞子性 本種と異なり担子器の小柄が長い 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種と異なり傘表皮が部分的にゼラチン化する LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード10ではなくクレード1) Cantharellus natarajanii インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が卵黄色~淡黄褐色ではなく黄金色 本種より傘のサイズがずっと小さい 本種と子実体の色が異なる 本種と異なり傘が漏斗形ではなくやや中高の平ら~凸形 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり傘表皮の菌糸の末端細胞が顕著な類棍棒形~類便腹形 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード10ではなくクレード8) Cantharellus fibrillosus インドに分布する 傘が漏斗形 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる 担子胞子のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が小さい 本種と異なり傘が卵黄色~淡黄褐色ではなく辛子褐色 本種と異なり傘表面が顕著な繊維状または鱗片状 LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード10ではなくクレード1) Cantharellus applanatus インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘が卵黄色~淡黄褐色ではなく黄金色 本種と異なり傘が漏斗形ではなくやや中高の平ら~凸形 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード10ではなくクレード8) (その他掲載種) Cantharellus lateritius (Berk) Singer アンズタケモドキ (その他掲載種) Cantharellus minor Peck 【よく似た種との区別】 Cantharellus elongatipes インドに分布する 本種の若い子実体と形態が類似している 担子器のサイズの範囲が重なる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が鈍黄色~橙色ではなく帯橙黄色 本種と異なり子実層托が強く垂生する 本種より柄のサイズが大きい 本種と異なり柄が傘の直径より長い 本種ほど柄が肉質でない 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード2ではなくクレード8) Cantharellus himalayensis インドに分布する 担子器のサイズの範囲が重なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘が鈍黄色~橙色ではなく帯黄色 本種と異なり傘がやや中高の平ら~凸形ではなく漏斗形 本種より柄のサイズが大きい 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード2ではなくクレード1) Cantharellus cinnabarinus(ベニウスタケ) インドに分布する LSUに基づく分子系統解析で近縁(同じクレード2) 本種と傘のサイズが異なる 本種と傘の色が異なる LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharellus friessi インドに分布する 担子器のサイズの範囲が重なる 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり傘が帯黄橙色~橙色ではなく濃黄色~橙黄色 本種より柄の幅が狭い 本種と異なり肉が傘と同色ではなく淡黄色~黄色 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子のQ値が小さい (その他掲載種) Cantharellus miniatescens Heinem. 【よく似た種との区別】 Cantharellus natarajanii インドに分布する 柄のサイズの範囲が重なる 担子器のサイズの範囲が重なる 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が橙灰色~帯灰橙色ではなく黄金色 本種より担子胞子の幅が広い 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種と異なり傘表皮が平行~やや直立する菌糸ではなく匍匐する菌糸からなる (その他掲載種) Cantharellus pseudoformosus Deepika, Upadhyay & Reddy 【よく似た種との区別】 Cantharellus cibarius(アンズタケ) インドに分布する 子実体が黄褐色 担子器が4-6胞子性 ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが大きい 本種と異なり傘が淡黄色~帯褐黄色ではなく卵黄色~淡黄褐色 本種より柄のサイズが大きい 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり傘表皮の菌糸の末端細胞が突出するシスチジア状または棍棒形~類棍棒形ではなく細長い形状~広棍棒形 ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード6ではなくクレード10) Cantharellus umbonatus インドに分布する LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種より傘の直径が大きい 本種と異なり傘が淡黄色~帯褐橙色ではなく橙黄色 本種と異なり傘に僅かに中丘を有するのではなく平らでのちに臍状に窪む 本種と異なり子実層面が類赤褐色ではなく類白色 本種と異なり子実層面が柄の半分に達するという特徴を欠く 本種より柄のサイズが大きい 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子が長い 本種より担子胞子のQ値が大きい LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(クレード6ではなくクレード1) Cantharellus formosus 形態的に類似している LSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 LSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(LSUはクレード6ではなくクレード5)