(仮訳)チェコおよびスロバキア新産種、Pseudomerulius montanus
Kout, J. et al. 2024. New records of Pseudomerulius montanus (Basidiomycota, Boletales) in Czechia and Slovakia. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM76107.pdf [Accessed July 30, 2024] 【R3-11931】2024/7/30投稿

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3行まとめ

チェコおよびスロバキア新産種としてPseudomerulius montanusを報告した。
本種は冷涼な地域の森林においてマツやトウヒの材に発生していた。
本種の記載文、生態写真、顕微鏡写真、類似種との相違点などを記述した。

(チェコ、スロバキア新産種)

Pseudomerulius montanus (Burt) Kotiranta, K.H. Larsson & M. Kulju
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leucogyrophana sororia
ヨーロッパに分布する
子実層托が淡色
子実体形成菌糸層が白色
担子胞子の形態が類似している
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
本種と異なり担子胞子が強デキストリノイドでない
Serpula himantioides(ナミダタケモドキ)
本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型
Hydnomerulius pinastri
本種と肉眼的形態が異なる
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種ほど担子胞子がデキストリノイドでない
Pseudomerulius aureus(キシワタケ)
ヨーロッパに分布する
担子胞子が小型
本種と異なり子実体が半分の傘状になる傾向がある
本種と異なり子実層托が明るい帯黄橙色
本種と異なり担子胞子が類ソーセージ形~円筒形
本種と異なり担子胞子が強デキストリノイドでない
Pseudomerulius curtisii(サケバタケ)
本種と異なり傘が発達する
本種と異なり子実層托がかなり不規則形で波打つ襞状