韓国、俗離山国立公園からの担子菌類6種の新記録

Park, JY. et al. 2026. New Records of Six Basidiomycete Species from Songnisan National Park, Korea. The Korean Journal of Mycology. Available at: https://www.kjmycology.or.kr/5402-04/ [Accessed August 13, 2026]
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3行まとめ
  1. 韓国、俗離山国立公園において2024年から2025年にかけて菌類相調査を実施した。
  2. 韓国新産種としてAureoboletus miniatoaurantiacus、Boletus bainiugan、Xerocomus galbanus、Lactarius mirus、Ramaria rubella、Phaeotremella yunnanensisを報告した。
  3. 各種の同定は形態形質のほか、分子系統解析によっても確かめられた。
掲載種 (6)
REC(韓国新産種)
Aureoboletus miniatoaurantiacus
(C.S. Bi & Loh) Ming Zhang, N.K. Zeng & T.H. Li
比較 (3)
↗
○韓国に分布する
✕本種より子実体のサイズが大きい
✕本種より傘のサイズが大きい
✕本種と異なり傘が帯黄褐色
✕本種と異なり柄表面が平滑~微粉状ではなく顕著な皺状〜孔状網目状
↗
○韓国に分布する
✕本種と異なり傘が帯赤褐色〜帯ワイン褐色
↗
○形態的に類似している
○nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり韓国ではなく北米などに分布する
✕本種と異なり柄表面が明瞭な網目状
✕本種より担子胞子の幅が比較的狭い
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Boletus bainiugan
Dentinger
比較 (2)
↗
○形態的に類似している
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり傘が暗色
✕本種と異なり傘表面が顕著な皺状
✕本種より柄の網目模様が目立つ帯褐色であり、柄の下部まで伸びる
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
✕本種と異なり傘表面に湿時やや粘性を有する
REC(韓国新産種)
Xerocomus galbanus
L. Fan, N. Mao & T.Y. Zhao
比較 (2)
↗
○韓国に分布する
○傘が帯黄褐色〜オリーブ褐色
○管孔が大型
○管孔が黄色
○管孔の青変反応が弱いか欠如する
○nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より担子胞子のサイズが比較的大きい
✕本種より側シスチジアが顕著に大きい
✕本種と異なり側シスチジアがより顕著な便腹形である
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より担子胞子のサイズが一般的に小さい
✕本種より担子胞子のQ値が小さい
✕nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Lactarius mirus
X.H. Wang, W.Q. Qin, Zuo H. Chen, W.Q. Deng & Zhen Wang
比較 (3)
↗
○乳液が白色から明黄色に変化する
✕本種と異なり傘が帯褐色ではなく橙色〜帯赤色
↗
○乳液が白色から明黄色に変化する
✕本種と異なり傘が帯褐色ではなく橙色〜帯赤色
↗
○形態的に強く類似している
✕本種と異なり担子胞子の装飾が典型的には縞状でより丈が低く、稀にしか分枝しない
REC(韓国新産種)
Ramaria rubella↗
(Schaeffer) R.H. Petersen
比較 (1)
↗
○腐朽材に生じる
○肉眼的形態が類似している(最も頻繁に混同される)
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実体の枝が顕著な帯赤色〜帯ワイン色でない
✕本種と異なり子実体の味が温和ではなく強い苦味がある
✕本種より担子胞子が比較的長い
✕本種より担子胞子の幅が比較的狭い
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phaeotremella yunnanensis
L.F. Fan, F. Wu & Y.C. Dai
比較 (2)
↗
○子実体が褐色を帯びる
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり広葉樹ではなく針葉樹を宿主とする
✕本種と異なり担子器がやや厚壁
✕本種より担子胞子の幅が比較的広い
✕本種と異なり分生子形成細胞が膨大するという特徴を欠く
✕本種と異なり分生子が類球形~楕円形でない
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実体が帯褐色でない
✕本種と異なり子実体が葉状でない
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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