Bryocentria属の新種および新産種 – ボタンタケ目に含まれるコケ生息性の子嚢菌の属
Döbbeler, P. 2010. New species and records of Bryocentria – a hypocrealean genus of bryophilous ascomycetes. Karstenia. Available at: http://www.funga.fi/Karstenia/Karstenia_50-1_2010-2.pdf [Accessed February 5, 2020]
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3行まとめ
- コスタリカにおいてクサリゴケ科のコケに生じた3種の菌を検討し、Bryocentria aequinoctialis、B. manubriata、およびB. merosporaとして新種記載した。
- また、フィンランドにおいてSanionia uncinataに生じた菌を検討し、B. septinensisとして新種記載した。
- その他、B. brongniartiiおよびB. metzgeriaeの新記録を報告し、本属の検索表を掲載した。
掲載種 (7)
NEW(新種)
Bryocentria aequinoctialis
語源…昼夜平分時の(熱帯に生じることから)
Costa Rica, Alajuela, Surroundings of the volcano Arenal, east of the Laguna de Arenal地図で開く ↗
比較 (3)
コケ寄生菌である
子嚢殻が表在性
本種と異なりコスタリカではなくヨーロッパなどに分布する
本種より子嚢殻のサイズが大きい
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
コケ寄生菌である
子嚢殻が表在性
本種と異なりコスタリカではなくフィンランドに分布する
本種と異なりクサリゴケ科ではなくカギハイゴケ属のコケを宿主とする
本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい
本種と異なり子嚢胞子表面に繊細なシアノフィリックの疣を有する
コスタリカに分布する
同じクサリゴケ科のコケを宿主とする
子嚢殻が表在性
本種より子嚢胞子が長い
本種より子嚢胞子の幅が狭い
本種と異なり子嚢胞子が紡錘形~楕円形ではなくほぼ桿形で両端が丸い
本種と異なり子嚢胞子にシアノフィリックの帯を有するのではなく欠く
NEW(新種)
Bryocentria manubriata
語源…取っ手付きの(子嚢胞子の形状から)
Costa Rica. Prov. Alajuela. Southern surroundings of the volcano Arenal, Parque Nacional Arenal地図で開く ↗
比較 (1)
コスタリカに分布する
同じクサリゴケ科のコケを宿主とする
子嚢殻が表在性
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子がほぼ桿形で両端が丸いのではなく紡錘形~楕円形
本種と異なり子嚢胞子にシアノフィリックの帯を欠くのではなく有する
NEW(新種)
Bryocentria merospora
語源…分裂胞子の
Costa Rica. Prov. Limón. Swamp forest near Tortuguero at the Carribean cost地図で開く ↗
NEW(新種)
Bryocentria septinensis
語源…Seppo Huhtinen博士に献名(名前のSep-と-tinenの合成語)
Finland, Pohjois-Häme, Woodland about 11 km SSW of Suolahti 62.49368, 25.79306地図で開く ↗
REC(新産種)
Bryocentria brongniartii↗
比較 (1)
コケ寄生菌である
子嚢胞子の形状が類似している
本種と異なりヨーロッパなどではなくにコスタリカ分布する
本種と異なりFrullania dilatataではなくクサリゴケ科のコケを宿主とする
本種と異なり子嚢胞子が分裂して部分胞子を生じる
本種と異なり子嚢胞子がシアノフィリックでない
その他掲載種(その他掲載種)
Bryocentria cyanodesma