2016年5月11日 (仮訳)ボリビア産ニクイボゴケ属地衣の記録 Kukwa, M., Flakus, PR. & Flakus, A., 2013. Notes on the lichen genus Ochrolechia in Bolivia. Polish Botanical Journal. Available at: http://www.degruyter.com/view/j/pbj.2013.58.issue-2/pbj-2013-0048/pbj-2013-0048.xml [Accessed May 10, 2016]. 【R3-02913】2016/05/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ボリビアからOchrolechia austroamericana、O. subpallescens f. uruguayensis、O. upsaliensisを初めて報告した。 これらに加えてO. subpallescens f. uruguayensisを報告し、基本種との差異を再検討した。 また、タンザニアおよびウルグアイ新産種としてO. africanaを、エクアドル新産種としてO. austroamericanaを、それぞれ報告した。 (タンザニア、ウルグアイ新産種) Ochrolechia africana Vain. 【よく似た種との区別】 Ochrolechia peruensis 岩上生のことがある 形態的に類似している(同種の可能性がある) 地衣成分としてジロホール酸、4,5-ジ-O-メチルヒアス酸、5-O-メチルヒアス酸を含む 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含まない (ボリビア、エクアドル新産種) Ochrolechia austroamericana (Räsänen) Räsänen (ボリビア新産種) Ochrolechia subpallescens f. uruguayensis Verseghy 【よく似た種との区別】 Ochrolechia subpallescens 肉眼的形態がほぼ同一 顕微鏡的形質が類似している 本品種と異なり子器縁部の髄層がC+赤色ではなくC陰性 本品種と異なり地衣成分としてほぼ常にオリベトル酸および3-O-ジメチルミクロフィリン酸を含む Ochrolechia mexicana 地衣体が厚い 子器に粉霜を欠く 子器縁部の呈色反応が同一 本品種と異なり地衣成分としてリケキサントンおよび4,5-ジ-O-メチルヒアス酸を含む (南米、ボリビア新産種) Ochrolechia upsaliensis (L.) A. Massal. ヒメニクイボゴケ