2020年4月12日 (仮訳)ノルウェー産の春のチャワンタケ類について Kristiansen, R. 2010. Notes on vernal cup fungi (Pezizales) in Norway. Agarica. Available at: http://www.nags.net/Roy_kristiansen/Mycology/Agarica-29-del-15.pdf [Accessed April 12, 2020] 【R3-07221】2020/4/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ノルウェーから春に発生するチャワンタケ目菌類を報告した。 3科8属12種を記録し、特にDesmazierella acicolaの分布および生息環境などについて詳述した。 また、ヨーロッパから知られているがノルウェーから未記録のクロチャワンタケ科菌類についてコメントを加えた。 (その他掲載種) Microstoma protracta (Fr.) Kanouse コベニチャワンタケモドキ (その他掲載種) Pithya vulgaris Fuckel マツノコベニサラタケ 【よく似た種との区別】 Pithya cupressina(イブキアカツブエダカレキン) ノルウェーに分布する 子実体が春に発生する 本種と異なりトウヒ属およびマツ属ではなくヒノキ科植物などを宿主とする 本種より子嚢盤のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なりアナモルフが知られている (その他掲載種) Pithya cupressina (Batsch) Fuckel イブキアカツブエダカレキン 【よく似た種との区別】 Pithya vulgaris(マツノコベニサラタケ) ノルウェーに分布する 子実体が春に発生する 本種と異なりヒノキ科ではなくトウヒ属およびマツ属植物などを宿主とする 本種より子嚢盤のサイズが大きい 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なりアナモルフが知られていない Pseudopithyella minuscula ヨーロッパに分布する 肉眼的形態が類似している 本種と顕微鏡的形質が非常に異なる (その他掲載種) Sarcoscypha austriaca (Beck ex Sacc.) Boud. 【よく似た種との区別】 Sarcoscypha coccinea(ベニチャワンタケ) ノルウェーに分布する 子実体が春に発生する 本種ほどノルウェーにおいて普通でない 本種より低標高に分布する 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と毛の結晶が異なる (その他掲載種) Sarcoscypha coccinea (Scop.) Sacc. ベニチャワンタケ 【よく似た種との区別】 Sarcoscypha austriaca ノルウェーに分布する 子実体が春に発生する 本種よりノルウェーにおいて普通である 本種より高標高に分布する 本種と子嚢胞子の形態が異なる 本種と毛の結晶が異なる (その他掲載種) Desmazierella acicola Lib. マツバノヒゲワンタケ