(仮訳)ブラジルにおける稀なハラタケ類、Stropharia melanospermaの発生
Cortez, VG. & Coelho, G., 2008. Occurrence of the rare Agaric Stropharia melanosperma (Strophariaceae) in Brazil, Bol. Soc. Micol. Madrid. Available at: http://www.researchgate.net/publication/256813341_Occurrence_of_the_rare_agaric_Stropharia_melanosperma_(Strophariaceae)_in_Brazil/file/3deec523c96c29afe5.pdf [Accessed April 8, 2014].
【R3-00585】2014/04/08投稿

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3行まとめ

稀産種のStropharia melanospermaをブラジル新産種として報告した。
本種は子実体が大型で白色、肉質で溝線のあるつばが発達し、担子胞子が大型で、縁シスチジアがクリソシスチジアである点などで特徴づけられた。
本研究で採集された標本は、襞が傘の縁部まで達していないという興味深い特徴を持っていた。

(ブラジル新産種)

Stropharia melanosperma (Bull.) Gillet
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【よく似た種との区別】
Stropharia rugosoannulata(サケツバタケ)
ブラジル南部に分布する
子実体のサイズが大きい
白色の型が本種とよく似ている
クリソシスチジアを持つ
本種と異なり傘が主に帯赤褐色
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
本種と異なり縁シスチジアにクリソシスチジアだけでなくレプトシスチジアが含まれる
本種と異なり柄シスチジアが類円筒形・棍棒形・紡錘状ではなく紡錘状
Stropharia coronilla(コシワツバタケ)
子実体の色が類似している
本種より子実体のサイズが小さい
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり縁シスチジアがクリソシスチジアだけでなくレプトシスチジアである