2019年6月30日 (仮訳)旧熱帯産の葉上生地衣の新種、Opegrapha viridistellata Sérusiaux, E., Lücking, R. & Sparrius, LB. 2008. Opegrapha viridistellata (Roccellaceae), a new foliicolous lichen species from the Paleotropics. Mycotacon. Available at: https://www.researchgate.net/publication/230604662_Opegrapha_viridistellata_Roccellaceae_a_new_foliicolous_lichen_species_from_the_Paleotropics [Accessed June 29, 2019] 【R3-06357】2019/6/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 葉上生地衣の一種を検討し、Opegrapha viridistellataとして新種記載した。 本種はパプアニューギニア、タイ、オーストラリア、ニューカレドニア、日本、セイシェル、およびコートジボワールから報告されていたが、全てnomen nudumであった。 本種は地衣体が帯灰緑色で子器が部分的に分枝し、子嚢胞子に主に4隔壁を有し、粉子器を豊富に形成することなどで特徴づけられた。 Papua New Guinea: Madang prov., bridge over Gogol river, road from Lae about 15 km from Madang (新種) Opegrapha viridistellata Sérus., Lücking & Sparrius 語源…緑色の星の(子器の色と形状から?) 【よく似た種との区別】 Opegrapha vegae 本種と異なり子器が薄い地衣体の層に覆われるのではなく露出し、地衣体の組織に覆われない 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が(3-)4ではなく(1–)3 本種より”microconidia”が僅かに長い Opegrapha ectolechiacearum 子器の形態が非常に類似している 子嚢胞子の形態が非常に類似している 本種と異なり植物の葉ではなく地衣に生じる 本種と異なり子嚢胞子が老成すると帯褐色になる 本種と異なり子嚢胞子に老成すると装飾を有する