2020年8月11日 (仮訳)メイン州において侵略的外来種のMyrmica rubraに生じた新種、Ophiocordyceps myrmicarum Simmons, DR. et al., 2015. Ophiocordyceps myrmicarum, a new species infecting invasive Myrmica rubra in Maine. Journal of Invertebrate Pathology. Available at: https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0022201114001888 [Accessed August 11, 2020] 【R3-07582】2020/8/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国メイン州においてMyrmica rubraに発生した菌を検討し、Ophiocordyceps myrmicarumとして新種記載した。 本種は北米産の当該宿主から分離された初のOphiocordyceps属菌となった。 また、Hirsutella giganteaaがO. elongataのアナモルフであることを確かめた。 Near Breakneck Ponds, Acadia National Park, Mount Desert Island, Hancock County, Maine, USA (新種) Ophiocordyceps myrmicarum D.R. Simmons & Groden 語源…クシケアリ属の 【よく似た種との区別】 Hirsutella stilbelliformis var. myrmicarum 米国に分布する 同じMyrmica rubraを宿主とする シンネマを形成する nrSSU+rpb1+tef1aに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり一次フィアライドを欠く nrSSU+rpb1+tef1aに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Hirsutella entomophila 一次フィアライドを有する 本種と異なりアリではなく甲虫の成虫などに生じる 本種と異なり二次シンネマが知られていない 本種と異なり複数の分生子が粘液質の球状をなすという特徴を欠く (その他掲載種) Hirsutella gigantea Petch