2013年11月25日 (仮訳)日本でオオアリ属のアリに発生するOphiocordyceps属の新種Ophiocordyceps sessilis(ツブガタアリタケ) Kaitsu, Y., Shimizu, K. & Tanaka, E., 2013. Ophiocordyceps sessilis sp. nov., a new species of Ophiocordyceps on Camponotus ants in Japan. Mycological …. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-013-0911-9 [Accessed November 25, 2013]. 【R3-00039】2013/11/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 日本の福島県から、ムネアカオオアリに発生する新種Ophiocordyceps sessilis(ツブガタアリタケ)を記載した。 本種は同一のアリの個体にコブガタアリタケ (Ophiocordyceps pulvinata) と同時に発生していたが、コブガタアリタケとは形態的にも系統的にも明瞭に異なっていた。 本種は常にコブガタアリタケに寄生したアリに発生していたことから、コブガタアリタケに対する重複寄生菌である可能性が考えられた。 Fukushima, Iitate Vil. (新種) Ophiocordyceps sessilis Kaitsu, Uchiy. & Kinjo 語源…無柄の 【よく似た種との区別】 Ophiocordyceps pulvinata(コブガタアリタケ) 同じムネアカオオアリに発生する 子嚢殻が卵形 子嚢が8胞子性 子嚢殻の色が本種と異なり褐色 子嚢殻のサイズが本種より小さい 子嚢のサイズが本種より小さい 本種と異なり成熟した子嚢胞子が分節しない 子嚢胞子が本種より比較的短く太い