南アフリカ産のXanthoria型地衣の新種、Ovealmbornia reginae

Kondratyuk, S-Y. et al., 2015. Ovealmbornia reginae (Teloschistaceae, Ascomycetes), a new xanthorioid lichen from South Africa. Herzogia. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.13158/heia.28.2.2015.465 [Accessed January 2, 2016].
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3行まとめ
  1. 南アフリカで採集された橙色の地衣の一種を検討し、Ovealmbornia reginaeとして新種記載した。
  2. また、DufoureaクレードのITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析を行った。
  3. Ovealmbornia属およびXanthokarrooa属の検索表を掲載した。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Ovealmbornia reginae
S.Y.Kondr., I.Kärnefelt & J.-S.Hur
語源…ドイツの地衣学者、Regine Stordeur氏に献名
📍Republic of South Africa, Northern Cape Province, c. 530 km to N of Cape Town and c. 91 km SW of Springbok 30°12'15.8 S, 17°33'04.4 E地図で開く ↗
比較 (7)
○同所的に分布する(南アフリカ)
○ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じDufoureaクレードに含まれる)
✕本種と異なり地衣体が濃橙色~帯褐橙色ではなく帯褐赤色~紫赤色
✕本種と異なり子器が濃橙色~帯褐橙色でない
✕本種と異なり偽盃点を欠く
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種より粉子の幅が広い
✕本種と異なり地衣成分としてエモジン・ケモシンドロームのアントラキノン類を含む
✕ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
✕本種より地衣体のサイズが大きい
✕本種と異なり地衣体が濃橙色~帯褐橙色でない
✕本種と異なり子器が濃橙色~帯褐橙色でない
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
↗
○同所的に分布する(南アフリカ)
○同時に発生することがある
✕本種より地衣体上面が明色で色が均一
✕本種と異なり地衣体縁部の色が均一
✕本種と異なり子器の色が均一
✕本種より裂片が薄い
✕本種より裂片が互いに離れている
✕本種と異なり裂片が類凸形でない
✕本種より果托の縁が薄い
✕本種と異なり無数の粉子器を有するという特徴を欠く
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり果殻が繊維菌糸組織からなるという特徴を欠く
✕ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○無数の粉子器を有する
✕本種と異なり南アフリカではなく地中海地域に分布する
✕本種と肉眼的形態が顕著に異なる
✕本種と顕微鏡的形態が顕著に異なる
↗
○地衣体が厚い
✕本種より地衣体が明色の帯黄色
✕本種より裂片がずっと長い
✕本種と異なり裂片がやや直立する
✕本種と異なり子嚢胞子がXanthodactylon型
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○地衣体の形態が類似していることがある(本種の発達が乏しい時)
✕本種と異なり南アフリカではなくオーストラリアに分布する
✕本種と異なり地衣体上面が帯褐橙色でない
✕本種と異なり類白色の偽盃点を有するという特徴を欠く
✕本種と異なり無数の帯赤橙色の粉子器を有するという特徴を欠く
✕ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○地衣体の形態が類似していることがある(本種の発達が乏しい時)
✕本種と異なり南アフリカではなく北半球に分布する
✕本種と異なり地衣体上面が帯褐橙色でない
✕本種と異なり類白色の偽盃点を有するという特徴を欠く
✕本種と異なり無数の帯赤橙色の粉子器を有するという特徴を欠く
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