(仮訳)Paxillus cuprinus:ロシアからの子実体の初記録
Malysheva, EF. & Malysheva, VF. 2022. Paxillus cuprinus (Agaricomycota, Boletales, Paxillaceae), first record of basidiomes registered in Russia. Novosti Sistematiki Nizshikh Rastenii. Available at: https://cyberleninka.ru/article/n/paxillus-cuprinus-agaricomycota-boletales-paxillaceae-first-record-of-basidiomes-registered-in-russia [Accessed August 8, 2024] 【R3-11957】2024/8/8投稿

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3行まとめ

ロシア、バシコルトスタン共和国からロシア新産種としてPaxillus cuprinusを報告した。
本種はBetula pendulaの森林において、シダの茂みの下の地上に発生していた。
本種との同定は形態学的観察のほか、ITSおよびtef1の分子データによっても確かめられた。

(ロシア新産種)

Paxillus cuprinus Jargeat, P; Gryta, H; Chaumeton, J.P; Vizzini,A.
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【よく似た種との区別】
Paxillus involutus(ヒダハタケ)
同じPaxillus involutus複合種に含まれる
森林に生息する
ITS+tef1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日向ではなく日陰に発生する
本種より宿主範囲が広範である
本種より担子胞子が短い
本種と異なり担子胞子が典型的には卵状または扁桃形であり、背側の頂部付近に僅かな窪みがあり、頂部が僅かに狭窄するという特徴を有するのではなく非常に稀である
ITS+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Paxillus ammoniavirescens
同じPaxillus involutus複合種に含まれる
ITS+tef1に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子胞子が短い
ITS+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Paxillus obscurisporus
同じPaxillus involutus複合種に含まれる
ITS+tef1に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子胞子が短い
ITS+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される