2018年7月9日 (仮訳)中国産の新種の地衣、Pertusaria albiglobosa Ren, Q. 2013. Pertusaria albiglobosa, a new lichen from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000124/00000001/art00037 [Accessed July 8, 2018]. 【R3-05288】2018/7/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国陝西省で採集された地衣の一種を検討し、Pertusaria albiglobosaとして新種記載した。 本種は高山帯の草地において腐朽したコケに発生していた。 本種は地衣体が白色で球形の疣を有し、子嚢胞子が平滑、地衣成分として2′-O-メチルペルラトリン酸および4,5-ジクロロリケキサントンを含むことなどで特徴づけられた。 中国陝西省宝鶏市太白県秦嶺八仙台 (新種) Pertusaria albiglobosa Q. Ren 語源…白色の球形の(地衣体の色および疣の形状から) 【よく似た種との区別】 Pertusaria trochiscea 生息環境が類似している 形態的に類似している 地衣成分として4,5-ジクロロリケキサントンを含む 本種と異なり子嚢が2胞子性ではなく4胞子性 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分として2′-O-メチルペルラトリン酸を欠く Megaspora verrucosa(ニセクボミゴケ) 生息環境が類似している 形態的に類似している 本種と異なり子嚢が2胞子性ではなく8胞子性 本種と異なり地衣成分を欠く Pertusaria saximontana 顕微鏡的形質が類似している 地衣成分が類似している 本種と生息環境が異なる 本種と異なり地衣体が白色ではなく光沢のある灰色 本種と異なり幅広い子器盤を有する 本種より子嚢胞子のサイズが小さい Pertusaria signyae コケ上に生じる 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子嚢が2胞子性 子嚢胞子表面が平滑 地衣成分として2′-O-メチルペルラトリン酸を有する 本種と異なり岩上にも生じる 本種と異なり裂芽を有する 本種と異なり地衣成分として4,5-ジクロロリケキサントンを欠く