(和文題名)日本新産のムカデゴケ科地衣類、チヂレアカハラムカデゴケ
Esslinger, TL. & Harada, H. 2010. Phaeophyscia laciniata Essl. new to Japan. Lichenology. Available at: http://ci.nii.ac.jp/naid/40017262791/ [Accessed February 4, 2016].
【R3-02625】2016/02/05投稿

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3行まとめ

従来ハワイのみから知られていたPhaeophyscia laciniataを高知県梶ヶ森から報告し、チヂレアカハラムカデゴケの和名を与えた。
本種は地衣体に小裂片を有する点、髄層に暗橙赤色の色素(スキリン)を含む点などで特徴づけられた。
薄層クロマトグラフィーにより、日本産標本からタイプ標本と同一の色素と未同定の脂肪酸が見出された。

(日本新産種)

Phaeophyscia laciniata Essl.
チヂレアカハラムカデゴケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phaeophyscia endococcinodes(アカハラムカデゴケ)
本種と異なり小裂片を欠く
Phaeophyscia pyrrophora
本種と異なり小裂片を欠く
Phaeophyscia rubropulchra(コナアカハラムカデゴケ)
本種と異なり粉芽を有する