2016年3月31日 (仮訳)トルコ産の地衣生菌の新種、Phoma candelariellae Kocakaya, Z., Halici, MG. & Kocakaya, M., 2015. Phoma candelariellae sp. nov., a lichenicolous fungus from Turkey. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2015/00000130/00000004/art00027 [Accessed March 31, 2016]. 【R3-02792】2016/03/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ、中央アナトリア地方においてCandelariella aurellaの子器に生じた菌を検討し、Phoma candelariellaeとして新種記載した。 本種は分生子果が集まりをなし、分生子が類球形であることなどで特徴づけられた。 本種はトルコ産の4番目の地衣生Phoma属菌であり、本属において初めてロウソクゴケモドキ属地衣から報告された種となった。 Turkey, Eskişehir, Sivrihisar, northwest of Sivrihisar (新種) Phoma candelariellae Z. Kocakaya & Halıcı 語源…ロウソクゴケモドキ属の 【よく似た種との区別】 Phoma caloplacae 地衣生菌である 分生子果が宿主の子器に生じる 分生子果のサイズの範囲が重なる 分生子形成細胞のサイズの範囲が重なる 分生子が類球形 本種と異なり宿主がロウソクゴケモドキ属地衣でない 本種と異なり分生子果が集まりをなすのではなく単生する 本種より分生子のサイズが僅かに大きい Phoma lobariae 地衣生菌である 分生子が類球形 本種と異なり宿主がロウソクゴケモドキ属ではなくLobaria pulmonaria 本種と異なり宿主の子器ではなく地衣体に生じる 本種と異なり分生子果が集まりをなすのではなく単生する 本種より分生子果のサイズが僅かに小さい 本種より分生子形成細胞のサイズが小さい 本種より分生子のサイズが僅かに小さい Phoma physciicola 地衣生菌である 分生子果が時に集まりをなす 分生子果のサイズの範囲が重なる 分生子形成細胞のサイズの範囲が重なる 分生子が類球形 本種と異なり宿主がロウソクゴケモドキ属地衣ではなくムカデゴケ科、ウメノキゴケ科、およびBaeomyces rufus 本種と異なり宿主の子器ではなく地衣体に生じる 本種より分生子の幅が狭い 本種より分生子が楕円形に近い Phoma puncteliae 地衣生菌である 分生子が類球形 本種と異なり宿主がロウソクゴケモドキ属地衣ではなくPunctelia rudecta 本種より分生子果のサイズが明瞭に小さい 本種より分生子形成細胞のサイズが小さい 本種より分生子のサイズが明瞭に小さい