2022年8月19日 (仮訳)南アフリカにおいてProtea repensに潰瘍病および立ち枯れ病を引き起こす新種、Phomopsis saccharata Mostert, L. et al., 2001. Phomopsis saccharata sp. nov., causing a canker and die-back disease of Protea repens in South Africa. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_53_0227-0235.pdf [Accessed August 19, 2022] 【R3-09797】2022/8/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南アフリカにおいてProtea repensから分離された菌を検討し、Phomopsis saccharataとして新種記載した。 本種の病原性は先行研究で既に明らかになっていたが、本論文で正式に記載した。 本種はα分生子が大型で主に1隔壁を有する点でPhomopsis属の特徴とは異なっていたが、分子系統解析では同属に含めることが支持された。 South Africa, Western Cape Province, Jonkershoek Mountains, Stellenbosch (新種) Phomopsis saccarata J.C. Kang, L. Mostert & Crous 語源…サトウキビの(Protea repensの普通名であるシュガーブッシュより) 【よく似た種との区別】 Phomopsis banksiae 同じヤマモガシ科植物を宿主とする 本種と異なりProtea属ではなくBanksia属植物などを宿主とする 本種より分生子が短い Phomopsis hakeae 同じヤマモガシ科植物を宿主とする 本種と異なりProtea属ではなくHakea属植物などを宿主とする 本種より分生子が短い 本種より分生子の幅が広い Phomopsis briosii 同じヤマモガシ科植物を宿主とする 本種と異なりProtea属ではなくRoupala属植物などを宿主とする 本種と分生子のサイズが異なる