Taphrina属の系統解析:中国産の1新属および7新種

Chai, C-Y. et al. 2026. Phylogenetic analysis of the genus Taphrina: proposal of one new genus and seven new species (Taphrinales, Taphrinomycetes) from China. IMA fungus. Available at: https://imafungus.pensoft.net/article/187200/ [Accessed August 29, 2026]
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3行まとめ
  1. 中国の福建、貴州、海南、河南の各省において葉面から分離された酵母様菌株を検討し、1新属と7新種を記載した。
  2. そのうちTaphrina属にはT. aspidistrae、T. cunninghamiae、T. foliicola、T. fujianensis、T. guizhouensisの5新種を記載した。
  3. 新属Srisukozyma属にはS. musaeとS. ovataを加え、本属はセロビオースとD-グルコン酸を資化可能であることなどで特徴づけられた。
掲載種 (7)
NEW(新種)
Taphrina aspidistrae
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…ハラン属の
📍中国貴州省貴陽市貴陽植物園 26.58086, 106.67028地図で開く ↗
比較 (2)
↗
○中国に分布する
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりハランではなくコウヨウザンから分離される
✕本種と異なりトレハロース、マルトース、エタノール、DL-乳酸を資化可能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなくポルトガルなどに分布する
✕本種と異なりPistacia lentiscusなどから分離される
✕本種と異なりイヌリン、メチル-α-D-グルコシド、L-アラビノース、D-リボース、リビトール、D-グルシトールを資化不能
✕本種と異なりビタミン要求性を有する
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Taphrina cunninghamiae
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…コウヨウザン属の
📍中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県四方井村 25.73313, 107.20858地図で開く ↗
比較 (2)
↗
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなくポルトガルなどに分布する
✕本種と異なりPistacia lentiscusなどから分離される
✕トレハロースを資化しない
✕マルトースを資化しない
✕L-ラムノースを資化しない
✕エタノールを資化しない
✕DL-乳酸を資化しない
✕分子系統解析で明瞭に区別される
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりコウヨウザンではなくハランから分離される
✕本種と異なりトレハロース、マルトース、エタノール、DL-乳酸を資化不能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Taphrina fujianensis
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…福建産の
📍中国福建省泉州市清源山 24.95404, 118.59727地図で開く ↗
比較 (1)
↗
○中国に分布する
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりコシダ属のシダではなくコウヨウザン、アザレアから分離される
✕本種と異なりコハク酸を資化可能
✕本種と異なりクエン酸を資化不能
✕本種と異なり30°Cで生育不能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Taphrina guizhouensis
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…貴州産の
📍中国貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県 25.80421, 106.73298地図で開く ↗
比較 (1)
↗
○中国に分布する
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりコウヨウザン、アザレアではなくコシダ属のシダから分離される
✕本種と異なりクエン酸を資化可能
✕本種と異なりコハク酸を資化不能
✕本種と異なり30°Cで生育可能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Taphrina foliicola
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…葉生息性の
📍中国河南省南陽市内郷県宝天曼自然保護区 33.49505, 111.92103地図で開く ↗
比較 (3)
↗
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなくスロバキアなどに分布する
✕本種と異なりクマシデ属ではなくコナラ属植物などから分離される
✕本種と異なりD-アラビノース、リビトール、クエン酸を資化可能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなくポルトガルなどに分布する
✕本種と異なりクマシデ属ではなくカエデ属植物などから分離される
✕本種と異なりD-アラビノース、リビトール、クエン酸を資化可能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなく米国などに分布する
✕本種と異なりクマシデ属ではなくアサダ属植物などから分離される
✕本種と異なりD-アラビノース、リビトール、クエン酸を資化可能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Srisukozyma musae
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…(属名)Nantana Srisuk氏に献名/(種小名)バショウ属の
📍中国海南省三亜市崖州区馬丹 18.38925, 109.14571地図で開く ↗
比較 (1)
○中国に分布する
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりMusa nanaではなくツルソバから分離される
✕本種と異なりイヌリン、メチル-α-D-グルコシド、L-アラビノース、D-アラビノース、クエン酸を資化可能
✕本種と異なりL-ソルボースを資化不能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Srisukozyma ovata
C.Y. Chai & F.L. Hui
語源…卵形の(細胞の形状から)
📍中国貴州省貴陽市貴陽植物園 26.58086, 106.67028地図で開く ↗
比較 (1)
○中国に分布する
○ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりツルソバではなくMusa nanaから分離される
✕本種と異なりL-ソルボースを資化可能
✕本種と異なりイヌリン、メチル-α-D-グルコシド、L-アラビノース、D-アラビノース、クエン酸を資化不能
✕ITS+D1/D2+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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