2024年5月22日 (仮訳)タバコウロコタケ目の未研究の科の系統学的評価:韓国における新発見の種の報告および近年の分類学的改訂の反映 Cho, Y., Kim, D. & Lim, YW. 2024. Phylogenetic Assessment of Understudied Families in Hymenochaetales (Basidiomycota, Fungi)-Reporting Uncovered Species and Reflecting the Recent Taxonomic Updates in the Republic of Korea. Journal of Microbiology. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s12275-024-00120-5 [Accessed May 22, 2024] 【R3-11723】2024/5/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国産タバコウロコタケ目菌類を調査し、分子系統解析を実施して計18種を認めた。 そのうちコケ上に発生したRickenella umbelliformisを新種記載した。 また、R. indicaなど5種を韓国新産種として報告した。 韓国済州特別自治道済州市朝天邑済州道立公園ゴッジャワル (新種) Rickenella umbelliformis Y. Cho & Y.W. Lim 語源…傘形の(子実体の形状から) 【よく似た種との区別】 Rickenella indica 韓国に分布する nrSSU+ITS+nrLSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種より傘のサイズが小さい 本種より側シスチジアが長い nrSSU+ITS+nrLSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rickenella fibula(ヒナノヒガサ) 子実体がヒダサカズキタケ型である 子実体のサイズが類似している nrSSU+ITS+nrLSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり韓国のみではなく世界的に一般的である nrSSU+ITS+nrLSU+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Rickenella indica K.P.D. Latha & Manimohan (韓国新産種) Rigidoporus ginkgonis (Y.C. Dai) F. Wu, Jia J. Chen & Y.C. Dai (韓国新産種) Sidera tibetica Z.B. Liu, Jian Yu & F. Wu (韓国新産種) Skvortzovia dabieshanensis Jia Yu, Xue W. Wang, S.L. Liu & L.W. Zhou (韓国新産種) Tubulicrinis calothrix (Patouillard) Donk