2024年5月13日 (仮訳)Psathyrella属、特にPennatae節とSpadiceae節に焦点を当てた系統学的研究:属の側系統性に関する新規の根拠 Vasutová, M., Antonín, V. & Urban, A. 2008. Phylogenetic studies in Psathyrella focusing on sections Pennatae and Spadiceae – new evidence for the paraphyly of the genus. Mycological Research. Available at: https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0953-7562(08)00107-X [Accessed May 13, 2024] 【R3-11697】2024/5/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Psathyrella属菌の分類について34種53標本を用いた分子系統解析により再検討したところ、5つの主要なクレードが明らかになった。 特に、PennataeとSpadiceaeの2節が多系統群をなすことが分かり、本属の側系統性が支持された。 また、本属にCoprinellusなど別の属の種が含まれること、ほとんどの分類形質と系統関係に矛盾があること、DNA解析によりいくつかの種が同種である可能性も示唆された。