2025年1月22日 (仮訳)樹木および灌木に発生したRamularia属4種の系統分類 Bakhshi, M., Zare, R. & Druzhinina, IS. 2025. Phylogeny and taxonomy of four Ramularia species on trees and shrubs. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/s11557-024-02029-0.pdf [Accessed January 22, 2025] 【R3-12458】2025/1/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イランにおいて樹木の葉に斑点病を引き起こしたRamularia属菌について形態学的検討および分子系統解析を実施した。 4種を同定し、そのうちZelkova carpinifoliaに発生した1種をR. zelkovaeとして新種記載した。 また、R. eucalyptiとR. vizellaeをアジア新産種として報告し、R. glenniiの宿主範囲を6科に拡大した。 Iran, Golestan Province, Golestan National Park, Tangegol (新種) Ramularia zelkovae Bakhshi, Zare & Druzhinina 語源…ケヤキ属の 【よく似た種との区別】 Ramularia coryli ITS+ACT+TEF1-α+HIS+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄の幅が広い 本種より分生子柄表面が僅かに小疣状ではなく平滑 本種と異なり分生子表面が平滑~最終的に小疣状まで幅があるのではなく常に平滑 ITS+ACT+TEF1-α+HIS+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ramularia lethalis ITS+ACT+TEF1-α+HIS+GAPDHに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が短い 本種と異なり分生子柄表面が小疣状ではなく平滑に近い ITS+ACT+TEF1-α+HIS+GAPDHに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (アジア新産種) Ramularia eucalypti P.W. Crous (その他掲載種) Ramularia glennii Videira & P.W. Crous (アジア新産種) Ramularia vizellae Crous