2020年7月11日 (仮訳)中国北東部、大興安嶺山脈産多孔菌類 Dai, Y-C. et al., 2004. Polypores from the Great Hinggan Mts., NE China. Collection and Research. Available at: http://web2.nmns.edu.tw/PubLib/Library/research/200412-71.pdf [Accessed July 11, 2020] 【R3-07489】2020/7/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国黒竜江省の大興安嶺山脈において多孔菌類の調査を実施し、283標本を採集して112種を同定した。 そのうちAlbatrellus syringae、Polyporus ulmi、Skeletocutis lilacinaの3種を中国新産種として報告した。 また、その他の採集された種の多くも調査地における新産種であった。 (中国新産種) Albatrellus syringae (Parmasto) Pouzar 【よく似た種との区別】 Albatrellus peckianus 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり柄の菌糸が厚壁 (中国新産種) Polyporus ulmi (Bondartsev & Ljub.) Vassilkov (中国新産種) Skeletocutis lilacina A. David & Jean Keller 【よく似た種との区別】 Trichaptum abietinum(シハイタケ) 形態的に類似している(本種の標本が退色した際に混同のおそれがある) 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なりシスチジアを有する ※この他の種もほとんどの種が調査地における新産種との記述があったが、具体的にどの種なのか特定できる情報はなかったため省略した。