2018年4月20日 (仮訳)中国においてチャノキに輪斑病を引き起こした新種、Pseudopestalotiopsis ignotaおよびPs. camelliae Maharachchikumbura, SSN. et al., 2016. Pseudopestalotiopsis ignota and Ps. camelliae spp. nov. associated with grey blight disease of tea in China. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/10.1007/s11557-016-1162-3 [Accessed April 20, 2018]. 【R3-05050】2018/4/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国においてチャノキの葉に病害を引き起こした菌を検討し、Pseudopestalotiopsis camelliaeとして新種記載した。 また、中国で採集されたが宿主も採集者も不明な標本を検討し、Ps. ignotaとして新種記載した。 また、Pestalotiopsis simitheaeのホロタイプ標本を検討し、本種をPseudopestalotiopsis属に移した。 中国浙江省杭州市 (新種) Pseudopestalotiopsis camelliae Maharach., L.D. Guo & K.D. Hyde 語源…ツバキ属の 【よく似た種との区別】 Pestalotiopsis longiseta 同じチャノキを宿主とする 宿主に輪斑病を引き起こす 本種より分生子のサイズが小さい Pestalotiopsis theae 同じチャノキを宿主とする 宿主に輪斑病を引き起こす 形態的に類似している ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり台湾およびタイにおける分布が知られている 本種と異なり分生子の中位置の細胞が帯オリーブ色ではなく褐色 ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国 (新種) Pseudopestalotiopsis ignota Maharach., L.D. Guo & K.D. Hyde 語源…不明の(宿主が不明であることから) 【よく似た種との区別】 Pseudopestalotiopsis cocos 分生子頂部の付属糸の長さが類似している ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子頂部の付属糸が短い 本種と異なり分生子頂部の付属糸に瘤を有する ITS+TUB+TEFに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Pseudopestalotiopsis simitheae (Y. Song et al.) Maharachch. & K.D. Hyde 旧名:Pestalotiopsis simitheae Y. Song