(仮訳)Ombrophila subvillosulaに対する新属Pubigera
Baral, H-O., Gminder, A. & Svrček, M. 1995. Pubigera, a new genus for Ombrophila subvillosula Rehm. Documents Mycologiques. Available at: http://www.ascofrance.com/uploads/forum_file/Baral-Gminder-amp-Svrcek-1995-Pubigera-0001.pdf [Accessed October 7, 2024] 【R3-12138】2024/10/7投稿

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3行まとめ

Ombrophila subvillosulaに対して新属Pubigeraを提唱した。
本種は中欧に限って分布し、主にトウヒの針葉に限って発生していた。
Pubigera属は子嚢盤に長い柄を有し、縁部に白い毛の房があり、外面が軟毛に覆われることなどで特徴づけられた。

(新組み合わせ)

Pubigera subvillosula (Rehm) Baral, Gminder & Svrček
旧名:Ombrophila subvillosula Rehm
語源…(属名)軟毛を有する
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Trichopeziza spp.
毛のサイズが類似している
毛が屈曲し、徐々に細まり鈍頭になる
毛表面に不規則な小粒状装飾を有する
本種と異なり子嚢盤に長い柄を有するのではなく無柄
本種と異なり子嚢の先端リングが非常に薄いのではなく厚い
本種と異なり子嚢胞子に装飾を有するのではなく平滑
本種と異なり側枝がゲルに埋没するのではなくゲルを欠く
本種と異なり側枝が分枝し頂部で屈曲する傾向を欠く
本種と毛の由来の組織が異なる
Lasiobelonium spp.
毛のサイズが類似している
毛が屈曲し、徐々に細まり鈍頭になる
毛表面に不規則な小粒状装飾を有する
本種と異なり子嚢盤に長い柄を有するのではなく無柄
本種と異なり子嚢の先端リングが非常に薄いのではなく厚い
本種と異なり子嚢胞子に装飾を有するのではなく平滑
本種と異なり側枝がゲルに埋没するのではなくゲルを欠く
本種と異なり側枝が分枝し頂部で屈曲する傾向を欠く
本種と毛の由来の組織が異なる
Arachnopeziza aurelia(クモノスアカゲヒナチャワン)
毛のサイズが類似している
毛が屈曲し、徐々に細まり鈍頭になる
毛表面に不規則な小粒状装飾を有する
本種と異なり子嚢盤に長い柄を有するのではなく無柄
本種と異なり子嚢の先端リングが非常に薄いのではなく厚い
本種と異なり子嚢胞子に装飾を有するのではなく平滑
本種と異なり側枝がゲルに埋没するのではなくゲルを欠く
本種と異なり側枝が分枝し頂部で屈曲する傾向を欠く
本種と毛の由来の組織が異なる
Perrotia spp.
毛の形態が類似している
本種と子嚢の先端構造が異なる
本種と子嚢胞子の装飾が異なる
本種と異なり托髄層内側が無色
Lachnellula spp.
毛の形態が類似している
本種と子嚢の先端構造が異なる
本種と子嚢胞子の装飾が異なる
本種と異なり托髄層内側が無色
Capitotricha spp.
毛の形態が類似している
本種と子嚢の先端構造が異なる
本種と子嚢胞子の装飾が異なる
本種と異なり托髄層内側が無色
Solenopezia spp.
毛の形態が類似している
本種と子嚢の先端構造が異なる
本種と子嚢胞子の装飾が異なる
本種と異なり托髄層内側が無色
Lambertella carpatica
肉眼的形態が比較的類似している
毛の形態が比較的類似している
本種と異なり黒色の子座を宿主組織内に生じる
本種と異なり子実下層がアミロイドである
本種と異なり子嚢が4胞子性
本種と異なり子嚢の先端構造がSclerotinia型
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり托髄層が無色
本種と異なり”tomentum”が褐色
本種と異なり”tomentum”が托外皮層の外側の凝集により生じる