2022年6月12日 (仮訳)日本においてハマヒルガオに発生したさび菌の新種、Puccinia calystegiae-soldanellae Li, Z. et al., 2004. Puccinia calystegiae-soldanellae, a new rust species on Calystegia soldanella from Japan. Mycoscience. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s10267-003-0178-0 [Accessed June 12, 2022] 【R3-09594】2022/6/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 日本においてハマヒルガオに発生するさび菌は従来Puccinia convolvuliとして扱われてきたが、形態的差異が認められた。 再検討の結果から、日本および台湾産標本を基にP. calystegiae-soldanellaeを新種記載した。 本種のハマヒルガオに対する宿主特異性は接種試験によっても確かめられた。 青森県西津軽郡深浦町鳥居崎 (新種) Puccinia calystegiae-soldanellae Z. Li, F. Nakai & Y. Harada 語源…ハマヒルガオの 【よく似た種との区別】 Puccinia convolvuli 日本に分布する 同じヒルガオ属植物を宿主とする 形態的に類似している(この学名が誤適用されてきた) 本種と異なり中国、米国、ルーマニア、ブルガリア、イタリア、韓国、トルコにおける分布が知られている 本種と異なりハマヒルガオではなくヒルガオ、Calystegia sepium、C. a spithamaea、セイヨウヒルガオ属植物などを宿主とする 本種より冬胞子の平均幅が狭い 本種と異なり冬胞子が広楕円形ではなく楔形~棍棒形 本種より冬胞子が一般的に薄壁