2025年10月4日 （仮訳）Trametes elegansとPeniophora incarnataによる肺感染症 Matsuo, H. et al. 2025. Pulmonary Infection due to Trametes elegans and Peniophora incarnata. Open Forum Infectious Diseases. Available at: https://academic.oup.com/ofid/advance-article/doi/10.1093/ofid/ofaf575/8254026 [Accessed October 4, 2025] 【R3-13225】2025/10/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 日本の進行AIDS患者の27歳男性における、Trametes elegansとPeniophora incarnataによる肺感染症の症例を日本で初めて報告した。 同定は分子データにより確かめられ、両種は伝統的にはヒトに感染しないと考えられてきたが、前者は37°Cで生長可能であったため主な病原菌であることが示唆された。 リポソーム型アムホテリシンBは無効であり、ボリコナゾールへの変更と抗レトロウイルス療法により臨床的・画像的改善が得られた。 （その他掲載種） Peniophora incarnata (Persoon) P. Karsten ニクカワタケ （その他掲載種） Trametes elegans (Sprengel) Fries チリメンタケ