(仮訳)インド産の地衣の新種、Ramboldia amarkantakana
Upreti, DK., Nayaka, S. & Joshi, Y. 2009. Ramboldia amarkantakana (Lecanoraceae, Ascomycota), a new lichen species from India. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000107/00000001/art00025 [Accessed May 11, 2023] 【R3-10593】2023/5/11投稿

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3行まとめ

インド、マディヤ・プラデーシュ州の森林でサラソウジュの樹皮に発生した地衣の一種を検討し、Ramboldia amarkantakanaとして新種記載した。
本種は地衣体が類白色小粒状、子器が淡橙色~暗い帯赤褐色、子嚢が8胞子性。子嚢胞子が直線状~屈曲状であることなどで特徴づけられた。
本種は同属の類似種とは地衣体や子器の形態、子嚢胞子のサイズ、地衣成分などが異なっていた。
India, Madhya Pradesh, Shahdol district, Amarkantak, Dudhara, 2 km away from Kapildhara

(新種)

Ramboldia amarkantakana Upreti & Nayaka
語源…アマルカンタクの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ramboldia manipurensis
本種と異なり子嚢が8胞子性ではなく16胞子性
Ramboldia aurantiaca
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり主要な地衣成分として”russulone”と”haematommone”を含む
Ramboldia neolaeta
本種と異なり地衣体が灰色~帯緑灰色または暗い帯褐灰色
本種と異なり子器が明るい橙赤色
本種と異なり子器表面に光沢があり粉霜を欠く
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
Ramboldia aurea
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり地衣成分として”thuringione”とアルトテリンを含む
Ramboldia cinnabarina
本種と異なり粉芽を有する
本種と異なり地衣成分としてフマルプロトセトラル酸を含む
Ramboldia brunneocarpa
本種と異なり地衣体が小粒状ではなく小疣状
本種と異なり地衣体表面に深い亀裂を有する
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸ケモシンドロームを含む