2022年11月1日 (仮訳)L. Fuckelにより記載された3種のMelanomma属菌の再検討 Réblová, M. 1998. Revision of three Melanomma species described by L. Fuckel. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cm/CM50302.pdf [Accessed November 1, 2022] 【R3-10018】2022/11/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ L. Fuckelが記載したMelanomma aterrima、M. conica、およびM. papillataを再検討した。 M. aterrimaをChaetosphaeria属に移し、M. conicaはC. ovoidea、M. papillataはC. pulvisculaとそれぞれ同種とみなした。 C. pulvisculaを培養してPhialospora属類似のシンアナモルフの形成を認めた。 (新組み合わせ) Chaetosphaeria aterrima (Fuckel) Réblová 旧名:Melanomma aterrima Fuckel 【よく似た種との区別】 Chaetosphaeria aspergilloides 材生息菌である 子嚢果の形態がほぼ同一 子嚢の形態がほぼ同一 子嚢胞子の形態がほぼ同一 子嚢胞子の細胞数が2 フィアロ型分生子のサイズが類似している 本種と異なりドイツおよびチェコではなくメキシコなどに分布する 本種より分生子柄が長い 本種より頂嚢のサイズが大きい 本種よりフィアライドのサイズが大きい (その他掲載種) Chaetosphaeria pulviscula (Currey) C. Booth (その他掲載種) Chaetosphaeria ovoidea (Fries) Constantinescu, K. Holm & L. Holm