2024年3月18日 (仮訳)カナダ西部においてオークの木に生じた嘴状の子嚢菌の新種、Rhynchomeliola quercina Marincowitz, S. & Barr, ME. 2007. Rhynchomeliola quercina, a new rostrate ascomycete from oak trees in western Canada. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/publication/267725999_Rhynchomeliola_quercina_a_new_rostrate_ascomycete_from_oak_trees_in_western_Canada [Accessed March 18, 2024] 【R3-11527】2024/3/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ カナダ、ブリティッシュコロンビア州においてQuercus garryanaの枯れた芽に生じた菌を検討し、Rhynchomeliola quercinaとして新種記載した。 本種は子嚢胞子が淡褐色疣状で2細胞からなることで特徴づけられた。 Rhynchomeliola属の検索表を掲載した。 Canada, British Columbia, Sidney (新種) Rhynchomeliola quercina Marincowitz & M.E. Barr 語源…コナラ属の 【よく似た種との区別】 Rhynchomeliola australiensis 子嚢胞子のサイズが類似している 本種と異なりカナダではなくオーストラリアなどに分布する 本種と異なりコナラ属ではなくハゴロモノキ属植物などに生じる 本種と異なり芽鱗ではなく葉に生じる 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種と異なり子嚢胞子がほとんどの場合長楕円形で隔壁部が狭窄しないという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子表面に微細な疣が平行な縦方向の列をなすのではなく条線状 Rhynchomeliola usteriana 子嚢胞子表面が疣状 本種と異なりカナダではなくブラジル、パプアニューギニアなどに分布する 本種と異なりコナラ属ではなくフトモモ科植物などに生じる 本種と異なり芽鱗ではなく葉に生じる 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が長楕円形ではなく紡錘形 本種と異なり子嚢胞子表面に微細な疣が平行な縦方向の列をなすのではなく疣状