2022年4月11日 (仮訳)日本新産種Rinodina endosporaおよびR. macrospora Galanina, IA. & Ohmura, Y. 2022. Rinodina endospora and R. macrospora (Physciaceae, lichenized Ascomycota) new to Japan. Novosti sistematiki nizshikh rastenii. Available at: https://www.binran.ru/en/publications/novosti-sistematiki-nizshyh-rastenij/2252/13369/ [Accessed April 11, 2022] 【R3-09407】2022/4/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Rinodina endosporaおよびR. macrosporaを日本新産種として報告した。 前者は北海道遠軽町においてハンノキ属およびヤナギ属樹木、後者は富山県立山においてオオシラビソの樹皮上にそれぞれ発生していた。 両種とも稀産種として知られており、北米西部との隔離分布を示した。 (日本新産種) Rinodina endospora Sheard 【よく似た種との区別】 Rinodina metaboliza 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子嚢胞子がDirinaria型 本種より子嚢胞子のサイズが小さい (日本新産種) Rinodina macrospora Sheard 【よく似た種との区別】 Rinodina megistospora 形態的に類似している(混同のおそれがある) 地衣体が灰色 地衣体が別個の小区画からなる 地衣体がK+黄色 地衣体がP+微かに黄色 子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子がPachysporaria型 Rinodina ascociscana 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地衣体が灰色ではなく黄褐色~帯褐色 本種と異なり地衣成分として皮層にアトラノリンを欠く Rinodina roscida 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり”oroarctic”地域で普通である 本種と異なりコケおよび腐朽植物上に生じる Rinodina tenuis 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なりP+朱色 本種と異なり子嚢胞子がPachysporaria型 本種と異なり地衣成分として髄層および皮層にパンナリンを含む