2024年6月7日 (仮訳)ユーラシア大陸、中国、およびロシア新産種、Rinodina riparia Galanina, IA., Kharpukhaeva, TM. & Poryadina, LN. 2024. Rinodina riparia (Physciaceae, lichenized Ascomycota) new to Eurasia from China and Russia. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.652.2.9 [Accessed June 7, 2024] 【R3-11771】2024/6/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 従来北米のみから知られ、固有種であると考えられていたRinodina ripariaをロシア(サハ共和国、ブリヤート共和国)および中国から初めて報告した。 本種は粗い樹皮、植物残渣、および砂に部分的に埋もれた材に発生していた。 ブリヤート共和国産のDirinaria型子嚢胞子を有する種の検索表を掲載した。 (ユーラシア、ロシア、中国新産種) Rinodina riparia Sheard 【よく似た種との区別】 Rinodina endospora(コブクレビスケットゴケ) ロシアに分布する 樹上生地衣である 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子嚢胞子がDirinaria型 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子頂部が成熟すると塊茎状になる 子嚢胞子の構造が類似している 本種と異なり子器が広く付着するのではなく狭く付着する 本種より子器の直径が小さい 本種と異なり果托の縁に通常顕著な剥落する鱗片を伴う 本種と異なり子嚢胞子が成熟すると淡色になるのではなく通常褐色 本種と異なり子嚢胞子頂部が成熟するとより塊茎状になるという特徴を欠く Rinodina albertana 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子嚢胞子がDirinaria型 本種と異なりコンスレディアを欠くのではなくしばしば有する 本種と異なりブラスティディアを欠くのではなく有する 本種より子嚢胞子が短い Rinodina terrestris 形態的に類似している(子嚢胞子の色が類似していることから) 子嚢胞子頂部が淡色 子嚢胞子頂部が微突形 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子がDirinaria型ではなくPhyscia-Physconia型である