2026年5月5日 (仮訳)米国ウェストバージニア州産の新種Russula lentiginosa:熱帯性および温帯性Russula属グループを繋ぐ可能性のある種 Buyck, B. & Mitchell, D. 2003. Russula lentiginosa spec. nov. from West Virginia, USA: a probable link between tropical and temperate Russula-groups. Cryptogamie, Mycologie. Available at: https://sciencepress.mnhn.fr/sites/default/files/articles/pdf/cryptogamie-mycologie2003v24f4a3.pdf [Accessed May 5, 2026] 【R3-13864】2026/5/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国ウェストバージニア州で採集された菌を検討し、Russula lentiginosaとして新種記載した。 本種は子実体に強い辛味があり、傘が濃赤色で帯橙褐色の綿毛状被覆を有し、担子胞子が淡色であることなどで特徴づけられた。 本種とヨーロッパ産R. viscida、北米産R. ballouiiをまとめてOchroleucinae亜節に暫定的に含め、同亜節が温帯と熱帯のグループを繋ぐ可能性を示した。 USA, West Virginia, Barbour Co., Laurel Mt. (新種) Russula lentiginosa Buyck & Mitchell 語源…微細な点で覆われた(傘と柄基部の性状から) 【よく似た種との区別】 Russula viscida 柄基部表面に黄褐色の色素付着菌糸を伴う 担子器の形態が類似している 担子胞子の装飾が類似している 子実層シスチジアの形態が類似している 子実体表皮の構造が類似している 本種と異なり米国ではなくヨーロッパなどに分布する 本種より傘の色の変異が小さい 本種と異なり傘表面に黄褐色の色素付着菌糸を伴うという特徴を欠く 本種より担子器がやや長い 本種より襞実質が密である 本種より傘シスチジアが明瞭に分化している 本種と異なり”marginal cells”が存在する Russula ballouii(ウコンクサハツ) 北米に分布する 子実体に辛味がある 子実層の形態が類似している 担子胞子の形態が類似している 担子胞子の装飾が類似している 傘表皮の構造が類似している 柄表皮の構造が類似している 本種と異なり傘が濃赤色ではなく橙褐色 本種と異なり担子胞子の疣状装飾がより小さく、連結することが多いのではなく頻繁に鎖状になる Russula ochroleuca(ヤマブキハツ) 本種と異なり米国ではなくヨーロッパなどに分布する 本種より担子器がやや長い 本種と異なり肉が強く灰変する 本種より襞実質が密である Russula atropurpurea(ムラサキハツ) 本種と異なり肉が強く灰変する 本種と異なり子実体表皮に色素付着菌糸を欠く