(仮訳)タイ産の新種Samuelsia mundiveteris
Mongkolsamrit, S., Luangsa-ard, JJ. & Hywel-Jones, NL., 2011. Samuelsia mundiveteris sp. nov. from Thailand. Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/103/4/921.short [Accessed July 29, 2014].
【R3-00950】2014/07/30投稿

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3行まとめ

タイで発見され、初めHypocrella属と同定された菌をSamuelsia mundiveterisとして新種記載した。
本種はカイガラムシに寄生し、類似するHypocrella属菌と異なりクリーム橙色の分生子塊を形成することなどで特徴づけられた。
従来Samuelsia属菌は新熱帯(中米~南米)でのみ知られており、本新種は旧熱帯で初めて見出された種となった。
Thailand, Chanthaburi Province, Withiphrai Nature Trail, Khao Soi Dao Wildlife Sanctuary

(新種)

Samuelsia mundiveteris Hywel-Jones & Mongkolsamrit
語源…旧世界の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Samuelsia chalalensis
LSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり旧熱帯(タイ)ではなく新熱帯(ボリビア)に分布する
本種と異なりテレオモルフとアナモルフの両方ではなくアナモルフしか知られていない
LSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Samuelsia rufobrunnea
テレオモルフとアナモルフの両方が知られている
LSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり旧熱帯(タイ)ではなく新熱帯(ボリビア)に分布する
LSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Samuelsia geonomis
LSU+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり旧熱帯(タイ)ではなく新熱帯(ボリビア)に分布する
本種と異なりテレオモルフとアナモルフの両方ではなくテレオモルフしか知られていない
 LSU+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される