北米西部でビオティック・ソイルクラストに発生した新種Sarcogyne mitziae
Knudsen, K., Kocourková, J. & McCune, B., 2013. Sarcogyne mitziae (Acarosporaceae), a new species from biotic soil crusts in western North America. The Bryologist. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.1639/0007-2745-116.2.122 [Accessed September 16, 2014].
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3行まとめ
- 米国カリフォルニア州、アイダホ州、ワシントン州においてビオティック・ソイルクラスト (BSC) に発生した地衣を検討し、Sarcogyne mitziaeとして新種記載した。
- 本種は絶対的な地上生地衣で、褐色で皮層を有する地衣体から盛んに”rhizohyphae”を形成すること、分生子が短く類球形~楕円形であることなどで特徴づけられた。
- 本種は238か所での調査の結果から稀産種と考えられ、人為的要因によって危機に瀕している生息環境に発生していた。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Sarcogyne mitziae↗
語源…植物学者のMitzi Hardingに献名
USA, California, San Bernardino Co., Joshua Tree National Park, Little San Bernardino Mountains, east of Long Canyon on hillside 34°04'31 N, 116°26'31 W地図で開く ↗
比較 (6)
同所的に分布する(カリフォルニア州、ジョシュア・ツリー国立公園)
本種と異なり地上ではなく岩に発生する
本種より地衣体ががっしりとしている
本種より子器のサイズが大きい
本種と異なり子実層が”inspersed”でない
米国カリフォルニア州に分布する
地上生である
本種より低標高の沿岸域に分布する
本種と異なり地衣体が網目状にひび割れない
本種と異なり子器が帯赤褐色~鈍褐色ではなく帯赤黒色
本種と異なり子器が黒色に縁取られる
本種と異なり子実層が”inspersed”でない
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
地上生である
本種と異なり北米西部ではなくボリビア・エクアドルのアンデス山脈に分布する
本種と異なり”disc”が濡れても変色しない
本種と異なり”areole”が粉状
本種より子実層の幅が広い
本種と異なり子実層が”inspersed”でない
本種と異なり藻類の層が菌糸の束によって遮られる
地上生である
“rhizohyphae”からなる下生菌糸を盛んに形成する
本種と異なり北米西部ではなくブラジルに分布する
本種と異なり基質上に地衣体を形成しない
本種より子器のサイズが常に小さい
本種と異なり”disc”が点状
本種より子実層の幅が広い
本種と異なり子実層が”inspersed”でない
本種と異なり側糸が分枝する
米国カリフォルニア州に分布する
バイオロジカル・ソイルクラストに発生することがある
本種と異なり地上ではなく岩に発生する
本種と異なり地衣体が白色~灰褐色
本種と異なり地衣体が非常に薄く皮層を欠く
本種と異なり子実層が”inspersed”でない
米国カリフォルニア州に分布する
バイオロジカル・ソイルクラストに発生することがある
本種と異なり岩内生の地衣体を形成する
本種と異なり子器が帯赤褐色~鈍褐色ではなく黒色
本種と異なり子実層が”inspersed”でない