2014年3月27日 (仮訳)水没した腐朽葉から見出された新種Setosynnema yunnanense Bai, Y-L. et al., 2013. Setosynnema yunnanense sp. nov. from submerged decaying leaves. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000125/00000001/art00010 [Accessed March 26, 2014]. 【R3-00544】2014/03/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省で水没した腐朽葉から発生した菌を、Setosynnema yunnanenseとして新種記載した。 本種は分生子が鎖生し、隔壁部分でくびれることなどで特徴づけられた。 本種は基準種のS. isthmosporumとは、分生子のくびれや長さなどの形態形質で区別された。 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐臘県西双版納熱帯植物園 (新種) Setosynnema yunnanense Y.L. Bai & Z.F. Yu 語源…雲南産の 【よく似た種との区別】 Setosynnema isthmosporum 分生子形成細胞の頂部の形状が類似している 本種と異なり中国ではなくマレーシア・タイ・日本に分布する 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子の遠位の幅がしばしば狭くなるという性質を持たず、近位と遠位の幅が同大 本種より分生子のくびれの数が多い 本種と異なり細胞間の峡部を形成する隔壁が2つ以上からなることがなく、常に1つ 本種と異なり培養下で剛毛を形成する(しかし、S. isthmosporumも培養下での剛毛の形成は稀)