2022年7月24日 (仮訳)パキスタン新産の地衣類 Fayyaz, I. et al., 2022. Some new lichen records from Pakistan. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: https://ojs.utlib.ee/index.php/FCE/article/download/19075/13732/ [Accessed July 24, 2022] 【R3-09720】2022/7/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタンのアザド・ジャンムー・カシミールからパキスタン新産種としてPhysciella chloantaおよびXanthoparmelia protomatraeを報告した。 また、残りの1標本をパキスタンにおける既知種であるPhysconia enteroxanthaと同定した。 表現型および化学的形質に加え、DNAバーコードデータによっても同定結果を確かめた。 (パキスタン新産種) Physciella chloantha (Acharius) Esslinger (アザド・カシミール新産種) Physconia enteroxantha (Nylander) Poelt (パキスタン新産種) Xanthoparmelia protomatrae (Gyelnik) Hale 【よく似た種との区別】 Xanthoparmelia conspersa(キクバゴケ) 本種ほど裂片が密でない 本種と異なり裂片が凸形でない 本種と異なり裂芽を常に欠くのではなく有する Xanthoparmelia stenophylla 粉芽を欠く 裂芽を欠く 本種と異なり主要な地衣成分としてサラジン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてフマルプロトセトラル酸を含むという特徴を欠く