2019年8月11日 (仮訳)ヒマーチャル・プラデーシュ州、チャンバ地区に産した特筆すべきコウヤクタケ類 Poonam, Singh, AP. & Dhingra, GS. 2019. Some noteworthy corticioid fungi from District Chamba (Himachal Pradesh). Global Journal of Bio-Science and BioTechnology. Available at: http://www.scienceandnature.org/GJBB_Vol8(1)2019/GJBB-V8(1)2019-8.pdf [Accessed August 11, 2019] 【R3-06484】2019/8/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州のチャンバ地区から5種のコウヤクタケ類を報告した。 そのうちGranulobasidium vellereumおよびPhaenerochaete magnoliaeをインド新産種として報告した。 その他の3種についても調査地における新産種として報告し、各種の写真や記載文などを掲載した。 (インド新産種) Granulobasidium vellereum (Ellis & Cragin) Jülich ワタゲオオコウヤクタケ (チャンバ地区新産種) Phanerochaete leptoderma Sheng H. Wu 【よく似た種との区別】 Phanerochaete magnoliae(アカコメバタケ) インドに分布する 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく楕円形~類円筒形 本種と異なりシスチジアが類円筒形ではなく類円筒形で波打つ 本種と異なりシスチジア表面が結晶を伴うのではなく平滑 本種と異なり”basal hyphae”が分枝するのではなく直線状であまり分枝しない 本種と異なり”basal hyphae”が厚壁である (インド新産種) Phanerochaete magnoliae (Berk. & M.A. Curtis) Burds. アカコメバタケ 【よく似た種との区別】 Phanerochaete leptoderma インドに分布する 本種と異なり担子胞子が楕円形~類円筒形ではなく楕円形 本種と異なりシスチジアが類円筒形で波打つのではなく類円筒形 本種と異なりシスチジア表面が平滑ではなく結晶を伴う 本種と異なり”basal hyphae”が直線状であまり分枝しないのではなく分枝する 本種と異なり”basal hyphae”が厚壁でない (チャンバ地区新産種) Steccherinum bourdotii Saliba & A. David 【よく似た種との区別】 インドに分布する 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が球形~類球形~楕円形ではなく楕円形 本種と異なり生殖菌糸にクランプを欠く (チャンバ地区新産種) Steccherinum cremeoalbum Hjortstam 【よく似た種との区別】 Steccherinum bourdotii インドに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく球形~類球形~楕円形 本種と異なり生殖菌糸にクランプを有する