2025年7月23日 （仮訳）ロシア、サハリン州産のLobaria属およびRicasolia属地衣に生じる特筆すべき地衣生菌類 Zhurbenko, MP. & Ezhkin, AK. 2025. Some noteworthy lichenicolous fungi on Lobaria and Ricasolia from the Sakhalin Region of Russia. Opuscula Philolichenum. Available at: https://sweetgum.nybg.org/science/op/biblio_list.php?BucVolume_tab=24 [Accessed July 23, 2025] 【R3-13004】2025/7/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ロシアのサハリン島および千島列島においてLobaria属およびRicasolia属地衣に生じた8種の地衣生菌類を報告した。 そのうち2種がアジアおよびロシア、1種がロシア新産種であり、サハリン州からの初報告種もあった。 形態形質、宿主範囲、地理的分布などの詳細な情報を提供し、いくつかの種については新宿主も記録した。 （サハリン州新産種） Abrothallus lobariae (Diederich & Etayo) Diederich & Ertz 【よく似た種との区別】 Abrothallus diederichii 同じカブトゴケ属地衣を宿主とする 本種より分生子の幅が有意に狭い （サハリン州新産種） Merismatium lobariae Zhurbenko （その他掲載種） Plectocarpon lichenum (Sommerfelt) D. Hawksworth （ロシア、アジア新産種） Plectocarpon triebeliae Diederich & Ertz （サハリン州新産種） Sclerococcum lobariellum (Nylander) Ertz & Diederich ※論文中ではs. lat.とされている。 【よく似た種との区別】 Sclerococcum ricasoliae 同じカブトゴケ科地衣を宿主とする 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種より果殻の側面および基部が薄い （ロシア新産種） Stigmidium lobariae Zhurbenko & Etayo （サハリン州新産種） Tremella lobariacearum Diederich & M.S. Christiansen ※論文中ではs. lat.とされている。 （ロシア、アジア新産種） Verrucoccum coppinsii V. Atienza, D. Hawksworth & Pérez-Ortega ※論文中ではagg.とされている。