2016年8月31日 (仮訳)オオバヤドリギ科植物を宿主とするUromyces属菌 Sánchez, OP. & Piepenbring, M., 2014. Species of Uromyces (Pucciniales, Basidiomycota) on Loranthaceae. Tropical Plant Pathology. Available at: http://www.scielo.br/scielo.php?pid=S1982-56762014000200005&script=sci_arttext&tlng=es [Accessed August 30, 2016]. 【R3-03251】2016/08/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルからUromyces bahiensis、パナマからU. struthanthiをそれぞれ新種記載した。 両種はいずれもオオバヤドリギ属植物を宿主とし、冬胞子表面が網目状であることなどで特徴づけられた。 また、既知種のさび胞子および冬胞子の装飾の詳細を記録し、検索表を掲載した。 Brazil, Bahia, Vitória da Conquista (新種) Uromyces bahiensis Perd.-Sánch. 語源…バイーア産の 【よく似た種との区別】 Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする ブラジルに分布する さび胞子のサイズが類似している 本種と異なりチリおよびアルゼンチンにおける分布が知られている 本種と異なりさび胞子堆に護膜細胞を欠く 本種より冬胞子のサイズが大きい 本種と異なり冬胞子表面が網目状ではなく網目状~条線状 Panama, Chiriquí Province, Boquete, Finca Arco Iris (新種) Uromyces struthanthi Perd.-Sánch. 語源…Struthanthus属の 【よく似た種との区別】 Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種と異なりブラジル、チリ、およびアルゼンチンに分布する 本種と異なりパナマにおける分布が知られていない 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~孔状ではなく網目状~条線状 (その他掲載種) Uromyces circumscriptus Neger 【よく似た種との区別】 Uromyces bahiensis 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする ブラジルに分布する さび胞子のサイズが類似している 本種と異なりチリおよびアルゼンチンにおける分布が知られていない 本種と異なりさび胞子堆に護膜細胞を有する 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子表面が網目状~条線状ではなく網目状 Uromyces urbanianus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種より冬胞子が長い 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく疣状~条線状 Uromyces evastigatus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種よりさび胞子の頂部の壁が厚い 本種より冬胞子のサイズが大きい 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく網目状 Uromyces loranthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 冬胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく平滑~微細かつ密な疣状 Uromyces euphlebius 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より冬胞子が長い 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく縦方向の条線状 Uromyces ornatipes 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが小さい 本種より冬胞子の幅が広い 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく縦方向の皺状~条線状 Uromyces phthirusae 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが小さい 本種より冬胞子のサイズが大きい 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく条線状 Uromyces socius 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする さび胞子のサイズの範囲が重なる 冬胞子のサイズの範囲が重なる 冬胞子に発芽孔を有する 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく縦方向の条線状 Uromyces struthanthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種と異なりパナマに分布する 本種と異なりブラジル、チリ、およびアルゼンチンにおける分布が知られていない 本種よりさび胞子のサイズが小さい 本種より冬胞子のサイズが大きい 本種と異なり冬胞子の表面が網目状~条線状ではなく網目状~孔状 (その他掲載種) Uromyces euphlebius Syd. & P. Syd. 【よく似た種との区別】 Uromyces socius 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 夏胞子のサイズが類似している 夏胞子の発芽孔が赤道面に4つ配列する 冬胞子の表面性状が縦方向の条線状 本種より冬胞子が短い Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より冬胞子が短い 本種と異なり冬胞子の表面が縦方向の条線状ではなく網目状~条線状 Uromyces loranthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 夏胞子の赤道面に4つの発芽孔が配列する 本種より夏胞子が短い 本種より冬胞子が短い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が縦方向の条線状ではなく平滑~微細かつ密な疣状 (その他掲載種) Uromyces evastigatus Cummins 【よく似た種との区別】 Uromyces urbanianus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 冬胞子のサイズが類似している 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種と異なり冬胞子表面が網目状ではなく微細かつ密な疣状 本種より冬胞子の柄のサイズが小さい Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが小さい 本種よりさび胞子の頂部の壁が薄い 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子の表面が網目状ではなく網目状~条線状 Uromyces loranthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より冬胞子が短い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が網目状ではなく平滑~微細かつ密な疣状 (その他掲載種) Uromyces loranthi H.S. Jacks. 【よく似た種との区別】 Uromyces euphlebius 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 夏胞子の赤道面に4つの発芽孔が配列する 本種より夏胞子が長い 本種より冬胞子が長い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が平滑~微細かつ密な疣状ではなく縦方向の条線状 Uromyces ornatipes 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より夏胞子のサイズが小さい 本種より冬胞子の幅が広い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が平滑~微細かつ密な疣状ではなく縦方向の皺状~条線状 Uromyces socius 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 夏胞子の赤道面に4つの発芽孔が配列する 冬胞子のサイズの範囲が重なる 本種より夏胞子が長い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が平滑~微細かつ密な疣状ではなく縦方向の条線状 Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 冬胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり冬胞子の表面が平滑~微細かつ密な疣状ではなく網目状~条線状 Uromyces evastigatus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より冬胞子が長い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が平滑~微細かつ密な疣状ではなく網目状 Uromyces urbanianus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より冬胞子のサイズが大きい 本種と異なり冬胞子表面の装飾が平滑~微細かつ密な疣状ではなく疣状~条線状 (その他掲載種) Uromyces nilagiricus T.S. Ramakr. & K. Ramakr. (その他掲載種) Uromyces ornatipes Arthur 【よく似た種との区別】 Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種より冬胞子の幅が狭い 本種と異なり冬胞子の表面が縦方向の皺状~条線状ではなく網目状~条線状 Uromyces loranthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より夏胞子のサイズが大きい 本種より冬胞子の幅が狭い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が縦方向の皺状~条線状ではなく平滑~微細かつ密な疣状 (その他掲載種) Uromyces phtirusae Mayor 【よく似た種との区別】 Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子の表面が条線状ではなく網目状~条線状 (その他掲載種) Uromyces socius Arthur & Holw. 【よく似た種との区別】 Uromyces euphlebius 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 夏胞子のサイズが類似している 夏胞子の発芽孔が赤道面に4つ配列する 冬胞子の表面性状が縦方向の条線状 本種より冬胞子が長い Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする さび胞子のサイズの範囲が重なる 冬胞子のサイズの範囲が重なる 冬胞子に発芽孔を有する 本種と異なり冬胞子の表面が縦方向の条線状ではなく網目状~条線状 Uromyces loranthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 夏胞子の赤道面に4つの発芽孔が配列する 冬胞子のサイズの範囲が重なる 本種より夏胞子が短い 本種と異なり冬胞子表面の装飾が縦方向の条線状ではなく平滑~微細かつ密な疣状 (その他掲載種) Uromyces urbanianus Henn. 【よく似た種との区別】 Uromyces evastigatus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 冬胞子のサイズが類似している 本種よりさび胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子表面が微細かつ密な疣状ではなく網目状 本種より冬胞子の柄のサイズが大きい Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種よりさび胞子のサイズが小さい 本種より冬胞子が短い 本種と異なり冬胞子の表面が疣状~条線状ではなく網目状~条線状 Uromyces loranthi 同じオオバヤドリギ属植物を宿主とする 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子表面の装飾が疣状~条線状ではなく平滑~微細かつ密な疣状