(仮訳)アラスカ産の地衣生菌の新種、Sphaeropezia everniae
Zhurbenko, MP. 2026. Sphaeropezia everniae, a new lichenicolous ascomycete from Alaska. Graphis Scripta. Available at: https://www.jjh.cz/upload/39601.pdf [Accessed August 22, 2026] 【R3-14191】2026/8/22投稿

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3行まとめ

米国アラスカ州の砂丘においてEvernia perfragilisに発生した地衣生菌の一種を検討し、Sphaeropezia everniaeとして新種記載した。
近縁種S. neuropogonisはUsnea属地衣を宿主とし、子嚢胞子がより小さいことなどで異なっていた。
Sphaeropezia属の識別形質として子嚢盤や孔口の直径、子嚢盤の縁の幅、子嚢胞子のサイズと長さ/幅比が最も信頼できるとした。
U.S.A., NW Alaska, c. 140 km E of Kotzebue, middle Kobuk River, NE margin of the Great Kobuk Sand Dunes near Ahnewetut Creek

(新種)

Sphaeropezia everniae Zhurb.
語源…Evernia属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Sphaeropezia neuropogonis
地衣生菌である
本種と異なりEvernia属ではなくUsnea antarcticaなどを宿主とする
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい
Sphaeropezia bryoriae
地衣生菌である
本種と異なりEvernia属ではなくBryoria属地衣などを宿主とする
本種と異なり子嚢胞子が1隔壁である
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい
Sphaeropezia cucularis
地衣生菌である
本種と異なりEvernia属ではなくParmeliopsis属地衣などを宿主とする
本種より子嚢盤のサイズが大きい
本種より子嚢盤の縁の幅が広い
本種より子実層の丈が高い
本種より子嚢が長い
本種より子嚢の幅が狭い
本種より子嚢胞子が長い
本種と異なり子嚢胞子の壁および隔壁がK/I陰性である
本種より外被層の側面が厚い
Sphaeropezia melaneliae
地衣生菌である
本種と異なりEvernia属ではなくMelanelia hepatizonおよびMelanohalea olivaceaなどを宿主とする
本種と異なり宿主にゴールを生じる
本種より孔口のサイズがずっと小さい
本種より子嚢が長い
本種より子嚢の幅が狭い
本種と異なり子嚢胞子表面が平滑ではなく小粒状である
本種と異なり子嚢胞子に例外的に1つの縦隔壁を有することがある
本種と異なり子嚢胞子にK処理下で厚さ0.5μmのペリスポアを有することがある
本種より外被層の側面が厚い
Sphaeropezia sipei
地衣生菌である
本種と異なりEvernia属ではなくLetharia属地衣などを宿主とする
本種より子嚢盤のサイズが大きい
本種より孔口のサイズが小さい
本種と異なり孔口がしばしば閉鎖する
本種より子嚢盤の縁の幅が広い
本種より子嚢がいくぶん長い
本種より子嚢の幅がいくぶん狭い
本種と異なり子嚢胞子の壁および隔壁がK/I陰性である
本種より外被層の側面が厚い
Sphaeropezia pertusariae
地衣生菌である
本種と異なりEvernia属ではなくPertusaria hymeneaなどを宿主とする
本種より子嚢胞子がいくぶん長い