2022年10月5日 (仮訳)新組み合わせSpongipellis sibirica、およびその多孔菌のTyromyces属、Aurantioporus属、およびClimacocystis属との類縁性 Kotiranta, H. & Penzina, T. 2001. Spongipellis sibirica, comb. nova (Basidiomycetes), and its affinities to the polypore genera Tyromyces, Aurantioporus and Climacocystis. Annales Botanici Fennici. Available at: https://www.jstor.org/stable/23726760 [Accessed October 5, 2022] 【R3-09938】2022/10/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 近年記載されたTyromyces sibiricusをSpongipellis属に移した。 本種と野外での形態が類似する種との相違点を記述した。 また、従来基準産地のブリヤート共和国のみから知られていた本種をカムチャツカ地方および中国から報告した。 (新組み合わせ、中国、カムチャツカ地方新産種) Spongipellis sibirica (Penzina & Ryvarden) Penzina & Kotiranta 旧名:Tyromyces sibiricus Penzina & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Aurantioporus fissilis 肉眼的形質が類似している 担子胞子のサイズがしばしば同等である 本種より子実体が通常厚い 本種と肉の菌糸構造が異なる 本種と実質の菌糸構造が異なる Climacocystis borealis(エゾタケ) 肉眼的形質が類似している 肉が繊維質 本種と肉の菌糸構造が異なる 本種と実質の菌糸構造が異なる Spongipellis spumea 肉眼的形質が類似している 担子胞子の形状が同一である 菌糸構造がほぼ同一である 本種より担子胞子のサイズが明らかに大きい 本種より菌糸が僅かに厚壁である 本種より実質菌糸の幅が僅かに広い Tyromyces kmetii 傘の色が類似している 傘表面が毛状 本種と異なり傘が橙色である Tyromyces subgiganteus 本種と異なり子実体が乾燥時顕著に収縮する 本種と異なり担子胞子が薄壁 本種と異なり担子胞子がシアノフィリックでない