2025年4月10日 (仮訳)新種Starmerella meliponinorum:ハリナシバチに関連する新種の子嚢菌酵母 Teixeira, ACP. et al. 2003. Starmerella meliponinorum sp. nov., a novel ascomycetous yeast species associated with stingless bees. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.02262-0 [Accessed April 10, 2025] 【R3-12693】2025/4/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルとコスタリカにおいて分離されたハリナシバチ族に関連する酵母を検討し、Starmerella meliponinorumとして新種記載した。 本種は分子系統解析でStarmerellaクレードに属し、Candida etchellsiiに最も近縁であった。 本種はホモタリックであり、炭素源をほとんど資化せず、硝酸塩を唯一の窒素源として利用することなどで特徴づけられた。 State of Minas Gerais, Brazil (新種) Starmerella meliponinorum Teixeira, M.M. Marini, Lachance & C.A. Rosa 語源…ハリナシバチ族の 【よく似た種との区別】 Candida etchellsii 同じハリナシバチ族昆虫と関係を持つ D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスクロース、ラフィノースを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Starmerella bombicola D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりホモタリックではなくヘテロタリックである 本種と異なりマルトース、硝酸塩、亜硝酸塩を資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される