2015年11月6日 (仮訳)北米産のシクエストレート・トリュフ菌の新種Stephanospora michoacanensis Guevara-Guerrero, G., et al., 2015. Stephanospora michoacanensis (Stephanosporaceae, Agaricales), a novel sequestrate truffle from North America. Revista Mexicana de Micología. Available at: http://revistamexicanademicologia.org/wp-content/uploads/2015/10/art%C3%ADculo-7.pdf [Accessed November 3, 2015]. 【R3-02353】2015/11/06投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコ、ミチョアカン州で採集された地下生菌の一種を検討し、Stephanospora michoacanensisとして新種記載した。 本種は子実体がクリーム黄色で、担子胞子が類球形~広楕円形、刺状またはとさか状の装飾を有し、基部に顕著なコロナを有することなどで特徴づけられた。 本種は同属他種とは外皮の色、担子胞子のサイズや装飾、およびクランプの有無などで区別された。 Mexico, Michoacán, Puerto Madroño, 20 km south of Morelia City, ejido Atecuaro, Municipality of Morelia (新種) Stephanospora michoacanensis Guevara & Castellano 語源…ミチョアカン産の 【よく似た種との区別】 Stephanospora caroticolor 森林に生息する 菌糸束にクランプを有する 本種と異なりメキシコではなくイギリス、フランス、ドイツ、スペイン、スイスに分布する 本種と異なり外皮がクリーム色~淡褐色で褐色を帯びるのではなく明るい黄色~帯赤黄色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく卵形 本種と異なり担子胞子の冠が部分的~顕著ではなくより顕著かつ完全 Stephanospora chilensis 本種と異なりメキシコではなくチリ、ドイツに分布する 本種と異なり外皮がクリーム色~淡褐色で褐色を帯びるのではなく帯褐黄色~帯赤橙色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく卵形 本種と異なり担子胞子の装飾が刺状および鶏冠状ではなくより刺状で鶏冠状装飾を欠く 本種と異なり担子胞子の冠が部分的~顕著ではなく僅かに顕著 本種と異なりクランプが知られていない Stephanospora aurantiaca 菌糸束にクランプを有する 本種と異なりメキシコではなくイギリスおよびスペインに分布する 本種と異なり外皮がクリーム色~淡褐色で褐色を帯びるのではなく白色、帯黄色、濃橙色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく球形~類球形 本種と異なり担子胞子の冠が部分的~顕著ではなく不完全~僅かに顕著 Stephanospora flava 本種と異なりメキシコではなくオーストラリアに分布する 本種と異なり外皮がクリーム色~淡褐色で褐色を帯びるのではなくカナリアイエロー 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく球形~類球形 本種と異なり担子胞子の冠が部分的~顕著ではなく顕著 本種と異なりクランプが知られていない