チェコ産のステレオイドの属、Heteroradulum
Kout, J., Brzica, M. & Tomšovský, M. 2025. Stereoid genus Heteroradulum (Basidiomycota, Auriculariales) in the Czech Republic. Czech Mycology. Available at: https://czechmycology.org/_cmo/CM77102.pdf [Accessed January 2, 2026]
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3行まとめ
- チェコにおけるHeteroradulum属菌の分布と生態を調査した。
- H. deglubensおよびH. kmetiiを同定し、前者についてはハーバリウムの記録は存在したが、ITSデータによって初めて同定が確かめられた。
- 両種は形態形質や基質選好性が異なり、前者はハシバミ属とトネリコ属、後者はヤマナラシ属樹木に発生した。
掲載種 (2)
その他掲載種(その他掲載種)
Heteroradulum deglubens↗
比較 (2)
チェコに分布する
同じヤマナラシ属、トネリコ属樹木に生息する
材生息菌である
子実体が幼時肉眼的にかなり類似している
子実層面が帯桃色、帯赤色または帯桃色
子実層托に刺状突起を生じることがある
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりチェコにおいてより低地、低標高の温暖な地域のみに分布する
本種と異なりヤマナラシ属ではなく主にハシバミ属、トネリコ属樹木を選好する
本種と異なり子実体が樹皮のない材上よりも樹皮上に直接発生することが多い
本種と異なり子実体が一年生ではなく多年生
本種と異なり子実体が背着生ではなく半背着生であり、縁部が厚く持ち上がって時にほぼ傘状をなす
本種と異なり子実体が頑丈である
本種と異なり子実体断面において帯褐色の子実層が実質層によって区切られる
本種と異なり子実体に標本にした際にナフタレン臭を欠く
本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
形態的に類似している(野外で混同のおそれがある)
子実体がステレオイドである
本種と顕微鏡的形質が明瞭に異なる
その他掲載種(その他掲載種)
Heteroradulum kmetii↗
比較 (2)
チェコに分布する
同じヤマナラシ属、トネリコ属樹木に生息する
材生息菌である
子実体が幼時肉眼的にかなり類似している
子実層面が帯桃色、帯赤色または帯桃色
子実層托に刺状突起を生じることがある
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりチェコにおいて低地、低標高の温暖な地域のみに分布するという特徴を欠く
本種と異なり主にハシバミ属、トネリコ属ではなくヤマナラシ属樹木を選好する
本種と異なり子実体が樹皮上に直接発生するよりも樹皮のない材上に生じることが多い
本種と異なり子実体が多年生ではなく一年生
本種と異なり子実体が半背着生であり、縁部が厚く持ち上がって時にほぼ傘状をなすのではなく背着生
本種と異なり子実体が頑丈でない
本種と異なり子実体断面において帯褐色の子実層が実質層によって区切られるという特徴を欠く
本種と異なり子実体に標本にした際にナフタレン臭を有する
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
形態的に類似している(野外で混同のおそれがある)
子実体がステレオイドである
本種と顕微鏡的形質が明瞭に異なる