(仮訳)新種Stereum thindii
De, AB. 1998. Stereum thindii sp. nov. Mycotaxon. Available at: http://www.cybertruffle.org.uk/cyberliber/59575/0069/0167.htm [Accessed February 6, 2025] 【R3-12504】2025/2/6投稿

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3行まとめ

インド、アルナーチャル・プラデーシュ州において被子植物の枯枝に発生した菌を検討し、Stereum thindiiとして新種記載した。
本種は傘表面が密な羊毛状の綿毛状で環紋をあらわし、子実層面が黄褐色平滑で、担子胞子が無色楕円形平滑薄壁、骨格菌糸を有するが有糸刺状体等を欠くことなどで特徴づけられた。
本種は形態に基づきStereum亜属に非常によく当てはまると考えられたが、同属他種のいずれとも異なっていた。
Zero, Arunachal Pradesh, India

(新種)

Stereum thindii A.B. De
語源…K. S. Thind博士に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Stereum ostrea(チャウロコタケ)
本種と異なり偽有糸刺状体を欠くのではなく有する
Stereum hirsutum(キウロコタケ)
本種と異なり子実体上面で密な羊毛状の綿毛状ではなく綿毛状~剛毛状~毛状
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり鋭端シスチジアを欠くのではなく有する
Stereum subtomentosum
本種と異なり子実体上面で密な羊毛状の綿毛状ではなく微細な圧着した綿毛状~ビロード状または剛毛状
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり鋭端シスチジアを欠くのではなく有する