2019年11月20日 (仮訳)生分解を受けたダンチクから分離されたリグノセルロース変換の潜在能を有する新種、Talaromyces borbonicus Varriale, S. et al., 2018. Talaromyces borbonicus, sp. nov., a novel fungus from biodegraded Arundo donax with potential abilities in lignocellulose conversion. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00275514.2018.1456835 [Accessed November 20, 2019] 【R3-06789】2019/11/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリアにおいて生分解過程のダンチクから分離された菌を検討し、Talaromyces borbonicusとして新種記載した。 本種はHelici節に含まれ、MEA培地上で褐色の菌糸束から褐色の短い分生子柄を生じることなどで特徴づけられた。 本種のゲノム配列決定を実施したところ、9744の予測遺伝子が得られ、そのうち396が糖質関連酵素をコードする遺伝子であった。 Italy, Naples, Gussone Park of the Royal Palace of Portici (新種) Talaromyces borbonicus Houbraken 語源…ブルボン(朝)の(採集地がかつてナポリ・ブルボン朝の領地であったことから) 【よく似た種との区別】 Talaromyces boninensis CREA培地で酸を産生する benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり有性世代が知られている benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Talaromyces helicus benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり有性世代が知られている 本種と異なりCREA培地で酸を産生しない benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Talaromyces reverso-olivaceus benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりCREA培地で酸を産生しない benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Talaromyces varians benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりCREA培地で酸を産生しない benA、caM、rpb2、ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される