2013年11月22日 (仮訳)インド・西ガーツで見出されたTubeufia科の新属Tamhinisporaの形態および系統解析 Rajeshkumar KC. & Sharma, R., Tamhinispora a new genus belongs to family Tubeufiaceae from the Western Ghats, India based on morphology and phylogenetic analysis. mycosphere.org. Available at: http://mycosphere.org/pdfs/MC4_2_No2.pdf [Accessed November 21, 2013]. 【R3-00021】2013/11/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド・マハーラシュトラ州の北部西ガーツ地域、タムヒニ・ガーツから、ダイサンチクの腐朽稈に発生する新属新種Tamhinispora indicaを記載した。 本属の特徴は、暗褐色で卵形~不規則形、先端から放射状または散開状の付属糸が伸びる分生子を形成し、分生子形成細胞がほぼ無柄であることなどである。 分子系統解析では、本種はTubeufia科に属し、ChlamydotubeufiaやHelicoonなど網目状厚壁胞子または暗褐色の分生子の形成菌と近縁だった。 Maharashtra, Mulshi, Tamhini Ghats (新種) Tamhinispora indica Rajeshkumar & Rahul Sharma 語源…タムヒニ・ガーツの胞子/インドの 【よく似た種との区別】 Ernakulamia spp. 分生子に散開状または放射状の付属糸を有する 分生子に網状の隔壁を有する 本種と異なり分生子の形状が不規則形 本種と異なり分生子先端の付属糸が分生子上部の様々な部位から伸びる 本種と異なり分生子形成様式がモノトレト型または裂開性 Xenosporium ovatum 分生子が本種の未発達の分生子と類似している 本種と異なり分生子柄がよく発達する 本種と異なり、淡褐色で隔壁を持つ付属糸を持たない