(仮訳)カナダおよび米国産アミガサタケ属菌の分類学的改訂
Kuo, M. et al., 2012. Taxonomic revision of true morels (Morchella) in Canada and the United States. Mycologia. … Available at: http://www.mycologia.org/content/104/5/1159.short [Accessed June 6, 2015].
【R3-01894】2015/06/06投稿

【お読みください】
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3行まとめ

北米(米国およびカナダ)産アミガサタケ属菌を検討し、19種を記載した。
そのうち14種(イエローモレル5種、ブラックモレル9種)を本論文で新種記載し、既存の4つの種名をそれぞれ異なる系統学的種に適用した。
また、北米産アミガサタケ属菌の検索表を掲載した。

(その他掲載種)

Morchella rufobrunnea Guzmán & F. Tapia
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【よく似た種との区別】
Morchella esculentoides
米国に分布する
子実体頭部の色が類似している
本種と異なり肋脈が赤みを帯びない
USA, Illinois, Coles County

(新種)

Morchella diminutiva M. Kuo, Dewsbury, Moncalvo & S.L. Stephenson
語源…小型の(子実体のサイズから)
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【よく似た種との区別】
Morchella virginiana
米国に分布する
本種の大型の子実体の形態がこの種の小型の子実体に類似している
子実体頭部の窪みが初め垂直方向に配列する
頭部と柄の付着部が明瞭に湾曲しない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種と異なり米国のグレートプレーンズ東部に広く分布するのではなく南東部に分布する
本種より子実体のサイズが大きい
本種と異なり子実体頭部が通常類円錐形~円錐形なのではなく通常頭部が鈍頭の円錐形~類円錐形である卵形
本種と異なり菌糸要素が不稔の肋脈に豊富に分布するのではなく稀で散在する
本種と異なり肋脈不稔部の要素が通常類紡錘形なのではなく様々な形状をとる
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella esculentoides
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが大きい
本種ほど子実体頭部が円錐形でない
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が初め垂直方向に伸長するのではなくより不規則に配列する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella cryptica
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが大きい
本種ほど子実体頭部が円錐形でない
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が初め垂直方向に伸長するのではなくより不規則に配列する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella prava
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが大きい
本種ほど子実体頭部が円錐形でない
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が初め垂直方向に伸長するのではなくより不規則に配列する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Virginia, Fairfax County

(新種)

Morchella virginiana O’Donnell & S.A. Rehner
語源…バージニアの
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【よく似た種との区別】
Morchella diminutiva
米国に分布する
本種の大型の子実体の形態がこの種の小型の子実体に類似している
子実体頭部の窪みが初め垂直方向に配列する
頭部と柄の付着部が明瞭に湾曲しない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種と異なり米国の南東部ではなくグレートプレーンズ東部に広く分布する
本種より子実体のサイズが小さい
本種と異なり子実体頭部が通常頭部が鈍頭の円錐形~類円錐形である卵形ではなく通常類円錐形~円錐形
本種と異なり菌糸要素が不稔の肋脈に稀で散在するのではなく豊富に分布する
本種と異なり肋脈不稔部の要素が様々な形状をとるのではなく通常類紡錘形
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella esculentoides
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが大きい
本種より子実体における柄の比が小さい
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が初め垂直方向に伸長するのではなくより不規則に配列する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Oregon, Linn County

(新種)

Morchella esculentoides M. Kuo, Dewsbury, Moncalvo & S.L. Stephenson
語源…Morchella esculentus類似の
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【よく似た種との区別】
Morchella esculentus
本種と異なり米国ではなくヨーロッパに分布する
Morchella cryptica
米国に分布する(分布域が重なる)
トネリコ属などの広葉樹と関係を持つ
形態的に区別できないほど類似している
子実体が中型~大型
子実体頭部の頂部が通常丸みを帯びる
子実体頭部の窪みが厳密に垂直方向に配列しているのではなく非対称かつ不規則
肋脈が淡色で赤みを帯びない
頭部と柄の付着部が明瞭に湾曲しない
顕微鏡的形質が実質的に同一
本種と異なりロッキー山脈以東に広く分布するのではなく五大湖地域のオンタリオ州~イリノイ州およびバージニア州に分布する
本種ほど頻繁に見られない
本種より子実体頭部がしばしばやや淡色
本種より肋脈が通常扁平
Morchella diminutiva
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが小さい
本種より子実体頭部が円錐形
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が不規則に配列するのではなく初め垂直方向に伸長する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella virginiana
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが小さい
本種より子実体における柄の比が大きい
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が不規則に配列するのではなく初め垂直方向に伸長する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella rufobrunnea
米国に分布する
子実体頭部の色が類似している
本種と異なり肋脈が赤みを帯びる
Morchella frustrata
米国に分布する
子実体頭部の色が類似している
本種と異なり子実体頭部が円錐形
本種と異なり子実体頭部の窪みの配置が非対称かつ不規則ではなく垂直方向
本種と異なり頭部と柄の付着部が明瞭に湾曲する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(EsculentaクレードではなくElataクレードに含まれる)
Morchella prava
米国に分布する
子実体頭部の網目が不規則に配列する
顕微鏡的形態が類似している(顕著な違いを認めない)
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種と異なり子実体頭部がしばしばねじれる
本種より肋脈が成熟すると侵食を受けたり尖ったりする
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Michigan, Emmet County

(新種)

Morchella prava Dewsbury, Moncalvo, J.D. Moore & M. Kuo
語源…歪んだ(頭部の形状から)
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【よく似た種との区別】
Morchella diminutiva
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが小さい
本種より子実体頭部が円錐形
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が不規則に配列するのではなく初め垂直方向に伸長する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella esculentoides
米国に分布する
子実体頭部の網目が不規則に配列する
顕微鏡的形態が類似している(顕著な違いを認めない)
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種と異なり子実体頭部がしばしばねじれるという特徴を欠く
本種より肋脈が成熟すると侵食を受けたり尖ったりする傾向がある
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella cryptica
米国に分布する
子実体頭部の網目が不規則に配列する
顕微鏡的形態が類似している(顕著な違いを認めない)
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より肋脈が成熟すると侵食を受けたり尖ったりする傾向がある
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella esculenta(アミガサタケ)
形態的に類似している(北米において従来誤同定されてきたことは疑いないとされる)
本種と異なり米国ではなくヨーロッパに分布する
Morchella deliciosa(アシボソアミガサタケ)
形態的に類似している(北米において従来誤同定されてきたことは疑いないとされる)
本種と異なり米国ではなくヨーロッパに分布する
USA, Illinois, Coles County

(新種)

Morchella cryptica M. Kuo & J.D. Moore
語源…隠れた
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【よく似た種との区別】
Morchella diminutiva
米国に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種より子実体のサイズが小さい
本種より子実体頭部が円錐形
本種と異なり子実体頭部の窪みおよび肋脈が不規則に配列するのではなく初め垂直方向に伸長する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella esculenta(アミガサタケ)
形態的に類似している(北米において従来誤同定されてきたことは疑いないとされる)
本種と異なり米国ではなくヨーロッパに分布する
Morchella esculentoides
米国に分布する(分布域が重なる)
トネリコ属などの広葉樹と関係を持つ
形態的に区別できないほど類似している
子実体が中型~大型
子実体頭部の頂部が通常丸みを帯びる
子実体頭部の窪みが厳密に垂直方向に配列しているのではなく非対称かつ不規則
肋脈が淡色で赤みを帯びない
頭部と柄の付着部が明瞭に湾曲しない
顕微鏡的形質が実質的に同一
本種と異なり五大湖地域のオンタリオ州~イリノイ州およびバージニア州に分布するのではなくロッキー山脈以東に広く分布する
本種より頻繁に見られる
本種より子実体頭部がしばしばやや濃色
本種ほど肋脈が通常扁平でない
Morchella prava
米国に分布する
子実体頭部の網目が不規則に配列する
顕微鏡的形態が類似している(顕著な違いを認めない)
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じEsculentaクレードに含まれる)
本種と異なり子実体頭部がしばしばねじれる
本種より肋脈が成熟すると侵食を受けたり尖ったりする
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, California, Placer County

(新種)

Morchella frustrata M. Kuo
語源…苛立たせる(ブラックモレルとイエローモレルの形質が組み合わさっていることから)
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【よく似た種との区別】
Morchella snyderi
北米西部に分布する
子実体の形態が当該種の若い子実体と類似している
子実体が淡色
頭部と柄の付着部が顕著に湾曲する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり肋脈が乾燥または老成しても全体が淡色なのではなく暗色化してほぼ黒色となる
本種と異なり窪みが無毛ではなく微細な綿毛状
本種と異なり柄が明瞭な孔状
本種と異なり柄に明瞭な畝を有する
本種より子嚢胞子のサイズがかなり大きい
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella esculentoides
米国に分布する
子実体頭部の色が類似している
本種と異なり子実体頭部が円錐形でない
本種と異なり子実体頭部の窪みの配置が垂直方向ではなく非対称かつ不規則
本種と異なり頭部と柄の付着部が明瞭に湾曲しない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(ElataクレードではなくEsculentaクレードに含まれる)
USA, Virginia, Rappahannock County

(その他掲載種)

Morchella punctipes Peck
※本種のエピタイプ標本を指定した。
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【よく似た種との区別】
Morchella populiphila
米国に分布する
子実体頭部が部分的にしか柄に付着しない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり米国の西部ではなくグレートプレーンズ以東に分布する
本種と異なり様々な広葉樹ではなくPopulus trichocarpaと関係を持つ
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Oregon, Jackson County

(新種)

Morchella populiphila M. Kuo, M.C. Carter & J.D. Moore
語源…ポプラを好む
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【よく似た種との区別】
Morchella punctipes
米国に分布する
子実体頭部が部分的にしか柄に付着しない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり米国のグレートプレーンズ以東ではなく西部に分布する
本種と異なりPopulus trichocarpaではなく様々な広葉樹と関係を持つ
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Montana, Missoula County

(新種)

Morchella sextelata M. Kuo
語源…6番目のelata(elataクレードの6番目の種であることから)
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【よく似た種との区別】
Morchella septimelata
米国に分布する
焼けた針葉樹林に発生する(生態的に区別できない)
形態が実質的に同一である
子実体頭部のほぼ全体が柄に付着する
窪みが桃色を帯びる
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりワシントン、アイダホ、モンタナ、ワイオミング州およびユーコン準州ではなくモンタナおよびオレゴン州に分布する
本種と異なり肋脈の不稔部の要素が頂部が丸い円筒形、類紡錘形、偽頭状、およびブロック状ではなく主に類棍棒形~棍棒形
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella capitata
米国に分布する
焼けた針葉樹林に発生する
肉眼的形質がほぼ同一
窪みが緑色を帯びることがある
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり肋脈不稔部の要素が様々な形状で偽頭状になることは稀なのではなく主に頭状
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella brunnea
米国に分布する
形態が実質的に同一である
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生するという特徴を欠く
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella angusticeps(コトガリアミガサタケ)
米国に分布する
形態が実質的に同一である
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生するという特徴を欠く
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella septentrionalis
米国に分布する
形態が実質的に同一である
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生するという特徴を欠く
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Montana, Mineral County

(新種)

Morchella septimelata M. Kuo
語源…7番目のelata(elataクレードの7番目の種であることから)
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【よく似た種との区別】
Morchella sextelata
米国に分布する
焼けた針葉樹林に発生する(生態的に区別できない)
形態が実質的に同一である
子実体頭部のほぼ全体が柄に付着する
窪みが桃色を帯びる
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりモンタナおよびオレゴン州ではなくワシントン、アイダホ、モンタナ、ワイオミング州およびユーコン準州に分布する
本種と異なり肋脈の不稔部の要素が主に類棍棒形~棍棒形ではなく頂部が丸い円筒形、類紡錘形、偽頭状、およびブロック状
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella capitata
米国に分布する
焼けた針葉樹林に発生する
肉眼的形質がほぼ同一
窪みが緑色を帯びることがある
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり肋脈不稔部の要素が様々な形状で偽頭状になることは稀なのではなく主に頭状
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella brunnea
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生するという特徴を欠く
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Oregon, Jefferson County

(新種)

Morchella capitata M. Kuo & M.C. Carter
語源…頭状の(肋脈不稔部の要素の形状から)
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【よく似た種との区別】
Morchella sextelata
米国に分布する
焼けた針葉樹林に発生する
肉眼的形質がほぼ同一
窪みが緑色を帯びることがある
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり肋脈不稔部の要素が主に頭状ではなく様々な形状で偽頭状になることは稀
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella septimelata
米国に分布する
焼けた針葉樹林に発生する
肉眼的形質がほぼ同一
窪みが緑色を帯びることがある
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり肋脈不稔部の要素が主に頭状ではなく様々な形状で偽頭状になることは稀
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella brunnea
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生するという特徴を欠く
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella importuna
米国に分布する
頭部と柄がほぼ完全に付着する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Washington, King County

(新種)

Morchella importuna M. Kuo, O’Donnell & T.J. Volk
語源…悩ませる(庭園や家の敷地に侵入することから)
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【よく似た種との区別】
Morchella hotsonii
米国、太平洋岸北西部に分布する
都市環境に生息する
ウッドチップに発生する
子実体頭部が梯子のような垂直の網目状
子実体頭部のほぼ全体が柄に付着する
本種と異なりブリティッシュコロンビア州、カリフォルニア州、ネバダ州、オレゴン州、ワシントン州ではなくワシントン州でのみ知られている
本種と異なり肋脈が無毛または非常に細かい綿毛状ではなく幼時ビロード状
Morchella capitata
米国に分布する
頭部と柄がほぼ完全に付着する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Idaho, Kootenai County

(新種)

Morchella snyderi M. Kuo & Methven
語源…Leon Carlton Snyder氏に献名
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【よく似た種との区別】
Morchella brunnea
米国ロッキー山脈以西に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種より子実体頭部が幼時により褐色を帯びる
本種と異なり肋脈が幼時淡い帯黄色でのちにやや暗色になるのではなく幼時から暗褐色~黒色
本種と異なり柄に顕著な畝を欠く
本種と異なり柄が顕著な孔状でない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella frustrata
北米西部に分布する
子実体の形態が当該種の若い子実体と類似している
子実体が淡色
頭部と柄の付着部が顕著に湾曲する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり肋脈が乾燥または老成すると暗色化してほぼ黒色となるのではなく全体が淡色に留まる
本種と異なり窪みが微細な綿毛状ではなく無毛
本種と異なり柄が明瞭な孔状でない
本種と異なり柄に明瞭な畝を欠く
本種より子嚢胞子のサイズがかなり小さい
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella angusticeps(コトガリアミガサタケ)
米国に分布する
頭部と柄がほぼ完全に付着する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりグレートプレーンズ以東ではなくロッキー山脈以西に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Illinois, Coles County

(その他掲載種)

Morchella angusticeps Peck
コトガリアミガサタケ
※本種のエピタイプ標本を指定した。
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【よく似た種との区別】
Morchella septentrionalis
北米東部に分布する
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実体頭部が梯子のような垂直の網目状
子実体頭部のほぼ全体が柄に付着する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりグレートプレーンズ以東ではなく概ね北緯44度以北に分布する
本種と異なりFraxinus americanaおよびユリノキではなくPopulus grandidentataなどの広葉樹としばしば関係を持つ
本種より子実体のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella sextelata
米国に分布する
形態が実質的に同一である
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella snyderi
米国に分布する
頭部と柄がほぼ完全に付着する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりロッキー山脈以西ではなくグレートプレーンズ以東に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella brunnea
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりグレートプレーンズ以東ではなくロッキー山脈以西に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Oregon, Jefferson County

(新種)

Morchella brunnea M. Kuo
語源…褐色の(頭部の色から)
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【よく似た種との区別】
Morchella snyderi
米国ロッキー山脈以西に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種ほど子実体頭部が幼時に褐色を帯びない
本種と異なり肋脈が幼時から暗褐色~黒色ではなく幼時淡い帯黄色でのちにやや暗色になる
本種と異なり柄に顕著な畝を有する
本種と異なり柄が顕著な孔状でない
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella sextelata
米国に分布する
形態が実質的に同一である
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella septimelata
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella capitata
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella angusticeps(コトガリアミガサタケ)
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりロッキー山脈以西ではなくグレートプレーンズ以東に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella septentrionalis
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりロッキー山脈以西ではなくグレートプレーンズ以東に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
USA, Michigan, Cheboygan County

(新種)

Morchella septentrionalis M. Kuo, J.D. Moore & Zordani
語源…北方の(分布域から)
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【よく似た種との区別】
Morchella angusticeps(コトガリアミガサタケ)
北米東部に分布する
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実体頭部が梯子のような垂直の網目状
子実体頭部のほぼ全体が柄に付着する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり概ね北緯44度以北ではなくグレートプレーンズ以東に分布する
本種と異なりPopulus grandidentataではなくFraxinus americanaおよびユリノキなどの広葉樹としばしば関係を持つ
本種より子実体のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella sextelata
米国に分布する
形態が実質的に同一である
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なり焼けた針葉樹林に発生する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Morchella brunnea
米国に分布する
形態的に類似している
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁(同じElataクレードに含まれる)
本種と異なりグレートプレーンズ以東ではなくロッキー山脈以西に分布する
EF1-α+RPB1+RPB2+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される