2021年8月29日 (仮訳)ウズベキスタン産Ganoderma属菌の分類および多様性 Gafforov, YuSh. 2014. Taxonomy and Diversity of the Genus Ganoderma Karst. (Basidiomycota) Species in Uzbekistan. O’zbekiston Biologiya Jurnali. Available at: https://www.researchgate.net/publication/275044546_Taxonomy_and_Diversity_of_the_Genus_Ganoderma_Karst_Basidiomycota_Species_in_Uzbekistan [Accessed August 29, 2021] 【R3-08732】2021/8/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ウズベキスタン産Ganoderma属菌の形態学的検討を行い、G. adspersumおよびG. applanatumの2種を記録した。 前者はタシュケントの植物園においてサトウカエデに発生しており、中央アジア新産種として報告された。 後者は西天山山脈においてクルミ属、コナラ属、およびトネリコ属樹木の枯死した切り株に発生していた。 (中央アジア、ウズベキスタン新産種) Ganoderma adspersum (Schulzer) Donk 【よく似た種との区別】 Ganoderma applanatum ウズベキスタンに分布する 形態的に類似している(しばしば混同される) 本種より子実体が薄い 本種と異なり子実体下面が宿主の幹に通常垂生するのではなく直角に鋭く生じる 本種より殻皮が薄い 本種と異なり殻皮を爪でへこませることができる 本種と異なり老成した部分の孔口が空のままではなく白色の菌糸体で詰まっている 本種と異なり子実体にキノコバエの一種、Agathomyia wankowiciの虫こぶを生じることがある 本種より担子胞子の平均サイズが小さい (その他掲載種) Ganoderma applanatum (Persoon) Patouillard 【よく似た種との区別】 Ganoderma adspersum ウズベキスタンに分布する 形態的に類似している(しばしば混同される) 本種より子実体が厚い 本種と異なり子実体下面が宿主の幹から直角に鋭く生じるのではなく通常垂生する 本種より殻皮が厚い 本種と異なり殻皮を爪でへこませることができるという特徴を欠く 本種と異なり老成した部分の孔口が白色の菌糸体で詰まっているのではなく空のままである 本種と異なり子実体にキノコバエの一種、Agathomyia wankowiciの虫こぶを生じることがない 本種より担子胞子の平均サイズが大きい