系統分類学的研究により明らかになった中国、雲貴高原産のMinuticlypeus属およびParavamsapriya属新種

Yao, Z-Q. et al. 2026. Taxonomy and phylogeny reveal new species of Minuticlypeus (Pallidoperidiaceae, Xylariales) and Paravamsapriya (Vamsapriyaceae, Xylariales) from Yunnan-Guizhou Plateau, China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/195655/ [Accessed August 14, 2026]
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3行まとめ
  1. 中国の貴州省と雲南省においてタケの枯稈に生じた菌を検討し、Minuticlypeus zunyiensisおよびParavamsapriya yunnanensisとして新種記載した。
  2. 前者はこの属の既知種5種の中で子嚢果が最大であり、子嚢胞子が類楕円形~紡錘形で両端が細まり、発芽溝が明瞭であることなどで特徴づけられた。
  3. 後者は姉妹種のP. nypaeと異なりニッパヤシではなくタケに生じ、子嚢果がより大きく、子嚢がより長いことなどで特徴づけられた。
掲載種 (2)
NEW(新種)
Minuticlypeus zunyiensis
Z.Q. Yao, K. Habib & Q.R. Li
語源…遵義産の
📍中国貴州省遵義市寛闊水国家級自然保護区 28.10712, 107.03907地図で開く ↗
比較 (5)
○子嚢のサイズが同程度である
○子嚢の先端構造が盤状である
○子嚢の先端構造がアミロイド
○子嚢胞子のサイズが同程度である
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種と異なり子嚢胞子が紡錘形〜類楕円形で両端が細まるのではなく楕円形〜ラグビーボール形で末端が丸い
✕本種と異なり子嚢胞子に発芽溝を欠く
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より子嚢がずっと短い
✕本種と異なり子嚢胞子が紡錘形〜類楕円形で両端が細まるのではなく楕円形〜長楕円形で末端が丸い
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
○子嚢胞子が紡錘形〜類楕円形で両端が細まり、頂部がやや尖る
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より子嚢が短い
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より子嚢が短い
✕本種と異なり子嚢胞子が紡錘形〜類楕円形で両端が細まるのではなく楕円形〜広楕円形で末端が丸い
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より子嚢が短い
✕本種と異なり子嚢の先端構造が盤状ではなく中央部が薄い両凹形
✕本種と異なり子嚢胞子に発芽溝を欠く
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Paravamsapriya yunnanensis
Z.Q. Yao, K. Habib & Q.R. Li
語源…雲南産の
📍中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州西双版納国家級自然保護区 24.04017, 100.81064地図で開く ↗
比較 (2)
○中国に分布する
○子嚢の形態が類似している
○子嚢胞子の形態が類似している
○子嚢胞子の両端に粘液質の帽を欠く
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりタケではなくニッパヤシなどを宿主とする
✕本種と異なり枯稈ではなく葉軸などに生じる
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より子嚢が短い
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
○アジアに分布する
○同じタケに生じる
○ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなくタイなどに分布する
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり子嚢胞子の末端が尖る
✕本種と異なり子嚢胞子に厚い粘液鞘を有するのではなく両端に目立つ薄い粘液帽を有する
✕ITS+nrLSU+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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